公開日:2020.02.08 家計

うちの出費、もしかして多すぎ…? 理想の家計バランスとは

執筆者 : 馬場愛梨

家計簿をつけて出費を把握してみても、その金額が普通なのか多すぎるのかわからないという方は多いようです。ほかの人はいくら使っているのか、どのくらいが理想的なのか解説します。
馬場愛梨

執筆者:

執筆者:馬場愛梨(ばばえり)

ばばえりFP事務所 代表

自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。

過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

https://babaeri.com/

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執筆者:馬場愛梨(ばばえり)

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自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。

過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

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みんなはどのくらい使っている?

政府の統計(2019年10月実施の家計調査)によると、2人以上の世帯の平均支出は約28万円で、その主な内訳は以下のとおりです。
 

 
子どもがいる世帯・いない世帯、年金暮らしの人、富裕層も関係ない単なる平均値ではありますが、実際のお金の使われ方がざっくりとわかります。

理想の出費割合って?

ここで、自分の家計のやりくりを考えるうえで、何にいくらくらいの予算を割り振るのが良いか考えてみましょう。無理のない家計の目標値としていわれるのが次のような値です。
 

 
ただこれも、家族構成や年齢、暮らし方によって多少変わってきます。自分の家計に合ったバランスを見つけるためには、まず一度、「わが家の出費」を費目ごとに一覧にしてみましょう。
 
お子さんがいない方は「教育費」はないでしょうし、車をお持ちでない方は「車両費」はないでしょう。
「自己投資費」「医療費」「美容費」「英会話代」「〇〇用貯金」「夫お小遣い」「奨学金返済」など、あなたの暮らしに合わせたお金の使い方をリストアップします。
 
先述の平均支出や理想の支出額の表を参考にしつつ、手取り収入に占める割合の合計が100%になるように、自分で「わが家の理想の出費バランス」を練ってみましょう。エクセルや家計簿アプリの予算決め機能を使うと楽にできます。
 
理想のプランができたら、家計簿などを使って現状の支出状況を把握します。実際の出費と、理想の出費を比較して、差があるところを重点的に見直してみましょう。

理想の出費割合に近づけるための節約術

節約術にはいろいろありますが、特に節約効果が高いのが「固定費」を下げることです。固定費とは毎月一定のお金が出ていく費目のことで、家賃、スマホやインターネット代、保険料、雑誌の定期購読や音楽のサブスクリプションサービスなどがあてはまります。
 
固定費は一度契約してしまうとそのまま放置されがちですが、うまく見直していくと月に数千円、数万円単位で負担額が軽減できますので、食費や水道光熱費などで数円、数十円単位の細かい節約を何度も繰り返すよりも大きなインパクトがあります。
 
しかも、一度ガツンと安くなったら、そのあとは自動的にその金額のまま毎月、毎年節約効果が続きます。一度で大きな効果を得られるので、節約が苦手な方やズボラな方にもおすすめです。
 
住居費を下げるなら、持ち家の方なら住宅ローンの繰上げ返済を検討するほか、賃貸の方なら家賃が安い家に引っ越すという方法もあります。
 
通信費や保険料は、まず自分の契約プランを確認して、不要なオプションが付いていないか確認するところから始めます。さらに、自分が契約しているサービス内で自分の希望に合っているより安いプランがないか、余裕があれば同業他社のプランも含めて比較してみると良いでしょう。
 
定期購読やジム代など毎月課金されているサービスは、本当に活用できているのか、今後も自分にとって必要なのか考えてみましょう。

「わが家のベストバランス」を見つけよう

他の家庭と比べたくもなりますが、自分の家庭にとって最高のバランスは自分にしか見つけられません。
 
ここに出てきた数字と自分の家計簿を見比べつつ、自分の価値観でお金を使うところと使わないところをはっきり決めて、メリハリをつけた「わが家の家計のベストバランス」を考えてみてはいかがでしょうか。
 
(出典)
総務省統計局「家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)」
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表

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