更新日: 2021.05.21 家計

40代の貯蓄や負債はいくらある?

40代の貯蓄や負債はいくらある?
新型コロナウイルス感染症の影響が、家庭のさまざまなところに出ていると思います。そんな中で、現役世代の中心となる40代の家計状況はどうなっているのでしょうか?
 
金融広報中央委員会が昭和38年から調査している、「家計の金融行動に関する世論調査」の令和2年版より読み解いていきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

「家計の金融行動に関する世論調査」とは?

金融広報中央委員会は、さまざまな経済団体、政府、日本銀行などと協力して、金融に関する広報活動や消費者教育などを行っている組織です。
 
その業務の1つとして、昭和38年から「家計の金融行動に関する世論調査」を実施しており、対象となる単身世帯および2人以上世帯では、どのような貯蓄をどのくらいしているのか、負債がどの程度あるのかなど、調査の結果が毎年公表されています。
 

40代の貯蓄や負債はどうなっている?

では、令和2年の「家計の金融行動に関する世論調査」の結果を見ていきましょう。先ほども述べたとおり、調査は単身世帯と2人以上世帯に分かれていますので、その両方を見ていきます。
 
(1)40代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)

中央値 平均値
単身世帯 40万円 666万円
2人以上世帯(世帯主が40代) 520万円 1012万円

※金融広報中央委員会「知るぽると」「家計の金融行動に関する世論調査」より筆者作成
 
まず金融資産の保有額ですが、単身世帯と2人以上世帯では大きく異なることが分かります。2人以上世帯の場合、例えば夫婦ともに働いているケースも考えられるので、その分、中央値、平均値が単身世帯と比べて大きくなるといえます。
 
また、上記の値には金融資産を保有していない世帯も含んでいますが、その比率は40代では単身世帯で35.5%、2人以上世帯では13.5%となっています。
 
次に借入金の状況を見てみます。まず借入金の有無についてです。
 
(2)40代の借入金の有無(無回答を除く)

借入金あり 借入金なし
単身世帯 21.6% 78.4%
2人以上世帯(世帯主が40代) 64.5% 35.2%

※金融広報中央委員会「知るぽると」「家計の金融行動に関する世論調査」より筆者作成
 
この結果から、2人以上世帯となると例えば住宅や車のローンなどで借入金がある可能性が高いと推定できます。
 
次に上記の「借入金あり」の場合の借入金残高を確認します。
 
(3)40代の借入金残高

中央値 平均値
単身世帯 155万円 909万円
2人以上世帯(世帯主が40代) 1700万円 2058万円

※金融広報中央委員会「知るぽると」「家計の金融行動に関する世論調査」より筆者作成
 
こちらのデータを見ても、やはり2人以上世帯においては借入金残高が単身世帯よりも大きくなっていることから、住宅ローンなどを組んでいる方が多いのではないでしょうか。
 

まとめ

簡単ではありますが、金融広報中央委員会の調査を基に令和2年の40代の家計状況について確認しました。貯蓄や借り入れのいずれも、単身世帯と2人以上世帯では状況が大きく異なるということが分かります。
 
住宅を購入したなど、さまざまな状況が影響するといえますが、例えば消費についても、子どもがいれば教育費の負担が大きくなるタイミングと重なっているかもしれません。本記事が40代の皆さんの家計の参考になれば幸いです。
 
出典
金融広報中央委員会「知るぽると」家計の金融行動に関する世論調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部