更新日: 2024.10.10 貯金

【貯金の仕方】1人暮らしでもできる。みんながやっている事?

【貯金の仕方】1人暮らしでもできる。みんながやっている事?
お金を将来のために貯めておきたい思いは、多かれ少なかれ誰もが持っているでしょう。
 
しかし、1人暮らしで貯金をするのは意外と難しいものです。特に手取りが低い新社会人の間は、収入より出費が上回ることも珍しくありません。家賃、通信費、食費などがついついかさんでしまい、生活が苦しくなるのはよくある話です。
 
この記事では1人暮らしの人が貯金するための方法について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

いくら貯金するのかの具体的な数字を決める

貯金をする際にまずやるべきなのは、「いくら貯めるのか」の目標を具体的に決めることです。目標貯金額は、できるだけ現実的な数字を設定するようにしましょう。
 
今まで貯金していなかったにもかかわらず、例えばいきなり「マイホームのために1000万貯める!」といった大きな数字を設定してしまうと、途中で挫折する可能性が高くなります。
 
個人の収入にもよりますが、最初は「年内に10万円貯める」程度でも問題はありません。貯金をして、欲しかったテレビを買う、旅行に行くなどやりたいことをイメージすると、貯金をするのが楽しくなってくるはずです。小さな目標を達成し、貯金生活に慣れてきたら、徐々に目標金額を高くしていきましょう。
 
また、目標の貯金額を決める際には、1年以内に大きな出費がないかどうかをあらかじめ考えておくことも大切です。
 
例えば、「冷蔵庫の調子が悪いので夏ぐらいに買い替えるから、10万円程度使う」などの予定が分かっているのであれば、その出費に合わせて貯金額も調整するようにしましょう。大きな出費が予定されている状態で高い貯金額を目指すと、節約が厳しくなるので、貯金に対するモチベーションが下がってしまいます。
 

生活に掛かる出費を可能な限り抑える

貯金のための節約はいろいろな方法がありますが、その中でも固定費の重要度は高いです。
 
固定費の中で一番金額が大きいものといえば、家賃でしょう。家賃は給料の3分の1を超えないのが基準となります。都市部から離れたり、新築を避けたりすることで家賃は下げられます。もしも社宅や独身寮があれば、積極的に利用するのがおすすめです。
 
また、スマホの使用料も固定費として負担になりやすいので、工夫が必要です。大手キャリアのスマホよりも、格安スマホや格安SIMに乗り換えると、費用は格段に安くなります。契約内容によっては半分以下になるケースもあるでしょう。
 
そのほか、生活で掛かるお金といえば食費です。毎月、外食でお金を使い過ぎている人は、時々でも、食事を自炊に切り替えることも検討してみてください。自炊に変えても大差ないと考える人もいるかもしれませんが、格安スーパーを利用したり、日持ちのよい食品で作り置きを作ったりすれば、食費を少しでも抑えられるでしょう。
 

副業をして収入を底上げする

いくら生活を切り詰めても、収入に余裕がなければ思ったように貯金ができません。そのようなときは、副業を始めてみるのも悪くないアプローチです。
 
クラウドソーシングを利用すれば、家にいながらパソコンひとつでできる仕事を見つけられます。副業の種類によっては、本業の役に立ったり、本業では得られないスキルを身に付けられたりする可能性もあります。
 
ただし、副業の内容によっては本業に支障が出てしまうケースもあるため、本業に影響のない範囲で働くようにしましょう。なお、会社の就業規則によっては副業が禁止されている場合もあるので、事前に必ず確認しておきましょう。
 

貯金は1人暮らしでも可能! コツコツやっていくことが大切

収入が少ないと、貯金に対してなかなか前向きな気持ちになれないかもしれませんが、貯金はその気になれば誰でもできます。貯金は将来の資産になるのはもちろん、お金をさらに増やすための投資に活用することも可能です。
 
貯金の成功のカギはモチベーションをいかに保つか。最初は無理のない範囲で始めるようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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