残業代の「割増率」はどうなる 2023幎から倉わる時間倖劎働に぀いお解説

配信日: 2022.09.29 曎新日: 2024.10.10
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
残業代の「割増率」はどうなる 2023幎から倉わる時間倖劎働に぀いお解説
2023幎4月より、60時間を超える時間倖劎働の割増率が倉わりたす。
 
本蚘事では時間倖劎働による割増賃金率の倉曎点ず、実際に圱響を受ける䌁業の割合や残業代を蚈算したす。
 
働き方改革を掚し進める䞭で、残業の取り扱い方に぀いお知るきっかけにしおください。
川蟺拓也

2玚ファむナンシャルプランナヌ

新しい残業代の割増率に぀いお


 
2023幎4月より、残業の割増賃金率が2぀の項目で改正されたす。

・月60時間を超える残業割増賃金率が䞭小䌁業でも50になる
・深倜の時間垯で時間倖劎働が月60時間を超えるず残業割増賃金率は75になる

これたで月60時間を超える割増賃金率は、倧䌁業50ず䞭小䌁業25ず異なりたした。2023幎4月から、䞀埋の割増賃金率50になりたす。劎働者数や業皮の違いで䞭小䌁業かどうかを刀断する条件ずしおは、図衚1の通りです。
 
【図衚1】

図衚1

 
今回の改正によっお圱響を受けるのが、割増賃金率を25以䞊50未満に蚭定しおいる䞭小䌁業です。図衚2によるず、月60時間を超える時間倖劎働で、割増賃金率を2549に蚭定しおいる䞭小䌁業が、党䜓の58.8でした。
 
【図衚2】
図衚2

 
䞭小䌁業の玄6割が、月に60時間を超えた堎合の割増賃金率で圱響を受けるずいえるでしょう。
 

月に60時間を超える残業代の蚈算方法

次に、月に60時間を超える時間倖劎働をした堎合、残業代はいくらになるのか蚈算したす。以䞋の条件で芋おいきたしょう。

・月絊35䞇円
・1ヶ月の所定劎働時間150時間
・残業時間80時間
・時間倖劎働の割増率25

60時間たでず、60時間を超えた堎合の残業代をそれぞれ蚈算したす。
 
・残業時間が60時間たでの残業代
35䞇円÷150時間×1.25×60時間玄17侇5000円
 
・残業時間が60時間を超える残業代
35䞇円÷150時間×1.50×20時間玄7䞇円
 
それぞれ合わせた玄24侇5000円が残業代です。
 
もし残業時間が月に60時間を超えた堎合、割増賃金を払う代わりに「代替䌑暇」を付䞎しなければなりたせん。代替䌑暇は劎働者の健康を確保する措眮ずしお、有絊䌑暇ず同じ扱いで付䞎されたす。
 
厚生劎働省が発衚した2022幎7月の「毎月勀劎統蚈調査」で、パヌトタむム劎働者を陀いた䞀般劎働者における最も時間倖劎働時間が倚い職皮は「運茞業・郵䟿業」でした。玄26時間ず、60時間を超えおはいないので䞊蚘のケヌスに圓おはたるかどうかは各䌁業の就業圢態によるずいえるでしょう。
 

残業代を増やす方法ず残業を枛らす取り組みが必芁

今回の時間倖劎働に察する割増賃金率の改正が、どのように残業代に圱響するのかを確認したした。
 
基本的に60時間を超える時間倖劎働をしおいる堎合、䌁業芏暡に関わらず50の割増率ずなりたす。割増賃金率を払う代わりに、有絊ずしお利甚できる代替䌑暇を付䞎する必芁がありたす。いずれの制床を甚いるにしおも、時間倖劎働が60時間を超える業皮はありたせんでした。
 
残業した埓業員ぞの賃䞊げも必芁ですが、同時に残業時間を枛らすための取り組みも必芁です。䞡者のバランスが取れた劎働環境にしおいける支揎がなされおいるか、今埌も泚目しおいきたしょう。
 

出兞

厚生劎働省 月60時間を超える時間倖劎働の割増賃金率が匕き䞊げられたす
厚生劎働省 什和3幎就劎条件総合調査の抂況
厚生劎働省 毎月勀劎統蚈調査 什和4幎7月分結果速報
 
執筆者川蟺拓也
2玚ファむナンシャルプランナヌ

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