更新日: 2024.10.10 家計の見直し
値上げで電気料金見直しを考える人が多数! 冬の暖房代を節約するコツとは
そこで今回は、冬の暖房代を節約するコツについてお伝えします。ぜひ最後までお読みいただき、冬の生活に生かしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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今、値上げラッシュが止まらない
株式会社ヒューネルが2022年10月に発表した「値上げについてのアンケート調査」(調査対象:値上げラッシュについて影響を感じている男女500人)によると、日々の生活の中で値上げを感じたことがある人は93%となっています。そして、値上げが続くことに不安を感じている人も92%います。
値上げの要因は、原油価格の高騰や円安、気候の変動、ウクライナ情勢などさまざまなものが挙げられて、私たち一般人が日々の生活でどうにかできるものではありません。
節約意識も高まっている
同社によると、最近の値上げにより、節約意識も高まった人は85%であることが分かっています。そして、「値上げにより困るもの」「使用する量や頻度を減らそう、見直そうと思うもの」として最も多く挙げられているのが、電気料金です。
暖房代を節約するコツとは
これから冬場に向けてどんどん寒くなっていきますが、暖房代を節約しつつ部屋を暖める方法はあるのでしょうか?
暖房代は、外気と内気の温度差が大きくなるほど高くなります。そのため、ここでは暖房の設定温度を下げることを基準に、節約するコツを3つご紹介します。環境省では、暖房の設定温度を20度で推奨しています。
エアコンの使い方を工夫する
暖房にエアコンを使用する場合は、風向きを下向きの設定にしましょう。暖かい空気は部屋の上部にたまりやすくなるため、下部は冷えやすくなります。そのため、風向きを変えるだけでも体感温度を上げることが可能です。
また、風量は自動運転をおすすめします。一定の風量に設定してしまうと、部屋がある程度暖かくなっても、そのままにしてしまいがちです。しかし自動運転であれば、無駄な電気代がかからないよう、室内の温度に合わせて自動で調節してくれます。
扇風機やサーキュレーターを使用する
扇風機やサーキュレーターと聞くと夏のイメージがありますが、冬でも工夫して使用することができます。
前述したとおり、暖かい空気は部屋の上部にたまります。その暖かい空気を、扇風機やサーキュレーターを使って部屋全体に循環させるのです。暖房の設定温度を上げなくても部屋全体を一定の温度で温めることができ、節約になります。
加湿器を活用する
加湿器は、冬の乾燥対策として取り入れている人も多いかと思います。実は、加湿器を取り入れて湿度を高めることで、体感温度も高めてくれるのです。
体感温度が上がれば暖房の設定温度を低くでき、結果として節約につなげられます。
まとめ
値上げラッシュが続く中、節約はとても大切です。その中でも今回は、冬の暖房代を節約するコツについてお伝えしました。
どれもすぐに実践できるものですので、ぜひ今年の冬から取り入れてみてください。
出典
株式会社ヒューネル 値上げについてのアンケート調査(2022年)(PR TIMES)
環境省 WARMBIZ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部