一人暮らしの通信費(スマホ+インターネット代)は「1万円前後」が妥当? 通信費をより抑えるには?
配信日: 2022.12.19 更新日: 2024.10.10
そこでこの記事では通信費を抑える方法について、特に一人暮らしの場合に焦点を当てて解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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一人暮らしの通信費は1万円前後が妥当?
まず気になるのは、実際に一人暮らしの通信費はどの程度が妥当な金額なのかという点です。なんとなくイメージとして1万円前後と考えている方も多いかもしれませんが、具体的にはどのくらいなのでしょうか。
総務省統計局の発表している家計調査によると、単身世帯における通信費の平均は2019年では6793円、2020年では7286円、2021年では7153円となっています。コロナ禍による巣ごもり需要で2020年からは少し通信費が上がっていますが、おおむね7000円前後のようです。
通信費に1万円前後かかってしまっている方は、まだまだ安く抑える方法があると考えてよいでしょう。
通信費を抑える方法3選
それでは、具体的に一人暮らしの通信費はどのようにすれば抑えることができるのでしょうか。ここではその方法を3つご紹介します。
まず1つ目は、「格安SIMを契約する」という方法です。スマートフォンの通信料に5000円以上かかってしまっている場合、よりお得な格安SIMへ乗り換えることで半額以上を節約できる可能性があります。格安SIMは大手キャリアと異なり実店舗でのサービスなどが少なくなる代わりに通信料が安く抑えられるプロバイダーです。
しかし、現在は格安でも実店舗での乗り換えができたり、サポートが充実していたりする場合もあります。まずは各キャリアのホームページでプランや料金を確認してみてはいかがでしょうか。
次に2つ目は、「思い切ってインターネット回線を解約してしまう」という方法です。固定回線で電話やインターネットを使っている人も多いですが、人によってはそこまで高速で大量の通信が必要でない場合もあるかもしれません。ライフスタイルによってはスマートフォンの通信だけでも十分にこと足りる可能性もあるため、自分がどの程度の通信量が必要か把握するところから始めてみましょう。
最後に3つ目は、「スマホとのセット契約をする」という方法です。各プロバイダーはインターネットの固定回線とスマートフォンをセットにして安くしたプランを提供している場合もあります。これは特に大手キャリアに多いプランです。
どうしても格安SIMにはしづらく、また自宅で多くの通信を行うため固定回線も解約しにくいという方は、ご自身の契約しているプロバイダーでセットプランが提供されているか確認してみましょう。
通信費を見直して固定費を抑えよう
インターネットやスマートフォンの通信費はどうしても必要な固定費で、毎月それなりの金額がかかってしまいます。
しかし、ポイントを押さえることができれば、半額以上を節約することも可能です。皆さんもまずは自分に必要な通信速度や通信量を把握し、格安SIMやセット契約などを各社のホームページで調べてみてはいかがでしょうか。
出典
e-Stat 家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部