副業収入を事業所得にするなら帳簿付けが必須に。帳簿アプリ、どんなものがある?
配信日: 2023.01.13 更新日: 2024.10.10
一口に帳簿アプリといっても、さまざまな種類があるため、自分にとって使いやすいものを選ぶことが管理を楽にするポイントです。
本記事では帳簿の概要や、どのような帳簿アプリがあるのかを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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帳簿とは
そもそも「帳簿」とは、事業において行われた取引などを記録するもので、大きく分けると「主要簿」と「補助簿」に分けることが可能です。
主要簿は「仕訳帳」と「総勘定元帳」で構成されていて、主に経営状態を把握するために役立ちます。
補助簿は主要簿を補助する役割があり、大きく分けると「補助元帳」と「補助記入帳」に分類できます。
補助元帳は、商品有高帳や買掛帳、経費帳など、補助記入帳は現金出納帳や預金出納帳、仕入帳など、それぞれいくつかの帳簿から構成されている点が特徴です。
補助簿の内容は、例えば買掛帳であれば買掛金勘定が仕入れ先ごとに記帳され、現金出納帳であれば現金の入出の明細が記帳されます。それぞれの帳簿ごとに、お金の流れが詳細に記録されます。
帳簿アプリについて知ろう
帳簿はノートやエクセルなどで作成することも可能ですが、時間や手間がかかるため、帳簿アプリを活用するのも1つの選択肢といえます。帳簿アプリを利用することで、スムーズに帳簿管理ができるでしょう。
なお、帳簿アプリにはさまざまな種類がありますが、ここではアプリならではの便利な機能を紹介します。
スマートフォンで簡単に帳簿作成ができる
パソコンからはもちろん、スマートフォンからも帳簿作成できるアプリも多く、手軽に簡単に利用できる点が魅力です。アプリ上で確定申告書類を作成できるだけでなく、作成した書類をオンラインで税務署に提出することも可能なアプリもあります。
スマートフォンのカメラで撮影するだけで経費を登録できる
スマートフォンのカメラで領収書を撮影するだけで、領収書の記載事項を自動的に読み取り、データ化してくれる点もアプリの便利な機能の1つです。経費を1つ1つ手入力する手間が省け、転記ミスなども防げるでしょう。
電子帳簿保存法に対応している
アプリの中には、2024年に義務化される電子帳簿保存法に対応しているものもあります。アプリによっては、スキャナー保存と電子取引の両方に対応しているものや、期間の制限なくデータを保存できるものもあります。
使いやすい帳簿アプリを探そう
帳簿付けはノートやエクセルを利用することもできますが、時間や手間がかかるほか、書き間違いや打ち間違いなどが起こる可能性もあります。
なるべく、誤記入や帳簿作成にかかる時間と手間を削減するためにも、帳簿アプリを活用するとよいでしょう。帳簿アプリにはさまざまな種類があるため、詳細を確認しつつ、自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部