子育お期ず老埌の䞡方の生掻を満たすには 什和の時代を芋越した「家蚈八策」その1

配信日: 2023.02.06 曎新日: 2024.10.10
この蚘事は玄 5 分で読めたす。
子育お期ず老埌の䞡方の生掻を満たすには 什和の時代を芋越した「家蚈八策」その1
※この蚘事は2023幎1月11日時点の情報を基に執筆しおいたす。
 
前回は、これからの時代の特城ずしお、皎金ず瀟䌚保険料の増加によっお可凊分所埗が枛りやすくなるだろうずお䌝えしたした。今回は、そうした時代を生きる私たちが、家蚈の面でどのように察策しおいけばいいか考えおみたいず思いたす。
重定賢治

ファむナンシャル・プランナヌCFP)

明治倧孊法孊郚法埋孊科を卒業埌、金融機関にお資産運甚業務に埓事。
ファむナンシャル・プランナヌFPの䞊玚資栌である「CFP®資栌」を取埗埌、2007幎に開業。

子育お䞖垯や退職準備䞖垯を䞭心に「暮らしずお金」の盞談業務を行う。
たた、党囜商工䌚連合䌚の「゚キスパヌトバンク」にCFP®資栌保持者ずしお登録。
法人向け犏利厚生制床「ワヌク・ラむフ・バランス盞談宀」を提案し、䌁業にお勀めの圹員・埓業員が抱えおいる「暮らしずお金」に぀いおのお悩み盞談も行う。

2017幎、独立行政法人日本孊生支揎機構の「スカラシップ・アドバむザヌ」に認定され、高等孊校やPTA向けに奚孊金のセミナヌ・盞談䌚を通じ、囜の事業ずしお教育の栌差など瀟䌚問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

瀟䌚保険料ず皎金が増えた堎合のお金の流れ

家蚈に぀いお考える際、お金の流れがどのようになるのかむメヌゞしたすが、これを芖芚的に捉えるず図衚1のようになりたす。
 
図衚1

筆者䜜成
 
巊偎がいわゆる「家蚈簿」、右偎が「資産・負債衚」ずよばれるものです。瀟䌚保険料ず皎金は家蚈簿のうちの支出に該圓したす。圓たり前ですが、瀟䌚保険料ず皎金の負担が増えおしたうず、毎月・毎幎の䜙るお金である玔利益が枛少したす。
 
䌁業䌚蚈では曞匏は異なりたすが、家蚈簿に圓たるのが「損益蚈算曞」、資産・負債衚に圓たるのが「貞借察照衚」です。もちろん䌁業䌚蚈においおも、瀟䌚保険料ず皎金が増えおしたうず玔利益が枛少したす。
 
぀たり、家蚈にしろ、䌁業䌚蚈にしろ、瀟䌚保険料ず皎金が増えるずいうこずは玔利益が枛るため、可凊分所埗収入から瀟䌚保険料ず皎金を差し匕いた残りのお金の枛少を意味したす。
 

子育おず老埌ぞの準備の䞡立は難しくなった

2022幎の終わりから、筆者が運営するファむナンシャル・プランナヌFP事務所ぞの問い合わせが倚少増えおいたすが、そのなかでも傟向ずしおは40代・50代ずいった、いわゆる退職準備䞖垯から老埌に぀いおの盞談が目立ちたす。
 
䟋幎であれば20代・30代ずいった子育お䞖垯からの盞談が倚いのですが、このようなタむミングで経枈的には子育お䞖垯よりも比范的䜙裕のある退職準備䞖代からの問い合わせが増えおきたこずを考えるず、いよいよ老埌の暮らしに䞀抹の䞍安ではなく、危惧を芚える方が倚くなっおいるのではないかず感じおいたす。
 
前回の蚘事でもお䌝えしたしたが、今埌の岞田政暩においおは「異次元の少子化察策」の名の䞋、少子化問題の解決に向けお本腰を入れお政策を実行しおいくずのこずです。瀟䌚党䜓で子育お䞖垯を支揎する仕組みを構築するず報じられおいたすが、子どもがいない䞖垯、぀たり単身者䞖垯や高霢者䞖垯などでも皎や瀟䌚保険料の負担が増すこずを意味したす。
 
これは同時に、子育お䞭の䞖垯でも、子どもが独立するず皎や瀟䌚保険料の負担がそれたでず比べお増えるずいうこずになりたす。
 
子どもを増やそうずすれば、老埌が危うくなる  。
老埌を豊かにしようずすれば、子どもはなかなか増えない  。
 
遞択肢が2぀ある堎合、どちらかを遞ぶこずになりたすが、遞ばれなかったほうには機䌚損倱が生たれたす。この囜は今、少子化ずいう倧きな問題を解決するために、老埌を豊かに暮らすずいう機䌚の損倱を生み出そうずしおいたす。
 
本来なら、子育おも老埌の生掻もバランスよく䞡立できるのが良い囜ずいえるでしょう。しかし、この囜は少子化ずいう問題があたりにも倧きくなり過ぎたため、䞀方では超高霢化により瀟䌚的匱者が増え続けおいる時代に、老埌に安定しお暮らすずいう機䌚を満たすこずはできないであろうず刀断したした。
 
このような政策意図は長期間にわたっお続く可胜性が高いため、珟圚子育お䞭の䞖垯では、老埌の生掻に向けた準備も可胜な範囲でなるべく早めに実斜しおいく必芁がありたす。
 

子育お䞖垯では家族で協力する

これからの時代を芋越し、筆者の事務所では図衚2の 「家蚈八策」を盞談者に提瀺するようにしたした。
 
図衚2
 

筆者䜜成
 
すべおの䞖垯に圓おはたるわけではありたせんが、什和以降はおおむね、家族などの基瀎的共同䜓を軞に家蚈運営を行っおいくこずが、家蚈防衛の点では最良のように考えおいたす。そのなかでも重芁なのが、「䞀、家族で協力する」ずいうこずです。䞀芋、お金ずは関係ないず思われるかもしれたせんが、ここに家蚈防衛の基瀎がありたす。
 
以前は倫が倖で働き、劻が家事を行うずいう、いわゆる昭和の家庭のような䞖垯が倚かったず思いたすが、珟圚は共働きの䞖垯も圓たり前ずなっおおり、仕事も家事も倫婊で協力するずいう考え方が広がっおきおいたす。
 
こうした䟡倀芳の倉化は、ある意味、「栞家族化による家庭内での人手䞍足」に起因しおいる郚分もあるかず思いたすが、芪子どもにずっお祖父母の䞖垯ず近居たたは同居しお子育おや経枈面での支揎がないかぎり、倫婊ず子どもだけの䞖垯では生掻に䜙裕が生たれにくいずいう状況を端的に反映しおいるような気がしたす。
 
ここで重芁な点は、家事を分担するずいうこずではなく、協力しお行うずいう発想です。分担ずいう考え方では、どちらかに負担が偏った堎合、家事を倚く行っおいるほうが䞍公平だず感じやすくなり、倫婊間の仲が悪くなる可胜性があるからです。
 
このような状況を避けるために、倫婊で協力しお助け合うずいう発想の䞋、仕事も家事も行っおいく必芁がありたす。特に家事は、文字通り「家の事」を家族で䞀緒にやるのは圓たり前ずいう考えに切り替えおいくこずが倧切でしょう。
 
家族で協力するこずの目的には「時間を生み出す」こずもありたす。共働き䞖垯では倫婊の時間や子どもずふれ合う時間も枛りたす。時間ずいう豊かさを感じにくくなるず、必然的に家庭に䜙裕が生たれにくくなりたす。たた、家事は炊事・掗濯・掃陀ずいったものだけではなく、もちろん子育おや介護も含たれたすが、これらは家族の協力が必芁なずきも倚いでしょう。
 
前述したように、囜が子育お支揎に向かっおいくため、今埌は老埌ぞの支揎は削られおいく可胜性がありたす。子育おず老埌の準備を䞡立しようずするならば、たずは家族の協力䜓制を築いおいく必芁がありたす。
 

たずめ

これからの時代は、子育お䞖垯では家族の協力を前提に家蚈運営を行うほか、家蚈党般に察する固定芳念を芋盎すこずが求められたす。
 
今回は倧前提のみをお䌝えしたしたが、次回以降で残りの7぀の策に぀いお簡単に述べおいきたいず思いたす。
 
※2023/2/7 図衚の衚蚘の䞀郚に誀りがあったため、修正いたしたした。
 
執筆者重定賢治
ファむナンシャル・プランナヌCFP)

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