更新日: 2024.10.10 家計の見直し
【今日からできる!】暖房の電気代を「節約」する方法を紹介!
本記事では、国で推奨している方法を参考に家庭で無理なく実践できるエアコンの電気代の節約術を5つ紹介します。冬場の電気代が高く、どうにかして節約したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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暖房(エアコン)の電気代を節約する方法5選
冬季の各家庭(本州・四国・九州)における電気の使用割合として最も多いのが暖房であり、暖房の中ではエアコンの比率が高めです。電気代を節約するには、まずはエアコンの使い方を見直すのが効果的といえます。具体的には、次の5つの方法を取り入れましょう。
・エアコンの設定温度を下げる
まず、最も効果が見込まれるのは、エアコンの設定温度を下げることです。経済産業省では、冬の暖房時の室温の目安を20度としています。仮に、外気温度が6度の状態でエアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21度から20度に下げた場合、1日の使用時間は9時間として、年間で約1650円の節約になるとされています。たった1度でも、年間でみれば節約効果は高いといえるでしょう。
さらに、設定温度20度の状態で1日のエアコンの使用時間を1時間短くした場合には、年間でさらに約1260円もの節約が見込まれます。重ね着などをして、室温を下げたり、使用時間を短くしたりする工夫を行いましょう。
・エアコンのフィルターをこまめに清掃する
フィルターが目詰まりしていると、エアコンの効率が悪くなり、余計な電気代がかかってしまいます。フィルターを月に1~2回清掃した場合、エアコン(2.2kW)では年間約990円の節約になるとされています。
・床まで届く厚手のカーテンを窓に掛ける
エアコンで部屋を暖めていても、窓が無防備な状態では熱が窓から逃げていってしまい、部屋が暖まりにくく、無駄な電気代が発生する原因になります。エアコンの暖房時には、窓には厚手のカーテンを掛けましょう。床まで届く長いもののほうがより効果的です。断熱シートを使ってもよいでしょう。さらに、ドアや窓の開閉回数もできるだけ少なくしましょう。
・扇風機やサーキュレーターで部屋の暖気を循環させる
暖かい空気は部屋の上部にたまります。短時間、扇風機やサーキュレーターをつけて、部屋の空気を循環させましょう。同じ設定温度でも、体感温度は上がるはずです。
・家族でひとつの部屋に集まる
家族それぞれが別々の部屋で暖房を使うと、電気代も多くかかってしまいます。皆でリビングなど、ひとつの部屋に集まって過ごすことで電気代の節約になり、さらに家族間のコミュニケーションも深まるでしょう。
外気温度や体調に合わせて無理のない範囲での節約を
エアコンの設定温度を下げれば節約になるといっても、無理をし過ぎて風邪をひいてしまっては、治療代のほうが高くついてしまうでしょう。快適に過ごせる室温は個人の体質によって異なりますし、政府でもあくまで無理のない範囲の節電を呼び掛けています。その日の外気温度や体調に合わせてエアコンの温度は柔軟に調節しましょう。
出典
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト エアコン
経済産業省資源エネルギー庁 冬季の省エネ・節電メニュー 本州・四国・九州
経済産業省資源エネルギー庁 ご家庭でも省エネに取り組みましょう
環境省 ウォームビズ(WARMBIZ)とは
環境省 家族やご近所でウォームシェア
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部