【PR】災害時に自宅で「自家発電」が可能に!?「ポータブル電源+ソーラーパネル」はどう役立つ?

更新日: 2024.10.10 家計の見直し

「ロボット掃除機」って実際コスパ的にどうなの? 電気代やメリット・デメリットを検証

「ロボット掃除機」って実際コスパ的にどうなの? 電気代やメリット・デメリットを検証
ロボット掃除機は便利だといわれているものの、正直掃除機でもよいのではないかと考えている人も多くいるかもしれません。実際、掃除機とロボット掃除機では電気代など、コストパフォーマンス的にどちらがよいのでしょうか。
 
本記事ではロボット掃除機について知りたい人に向けて、ロボット掃除機にかかる電気代や使用のメリット・デメリット、向いている家などについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ロボット掃除機とは

ロボット掃除機とは、ロボット型クリーナーや掃除用ロボットとも呼ばれる、自動で床面を動き回って掃除をするロボットを指します。本体にバッテリーが内蔵されているため、一定時間充電をすることでコードレスで駆動することが可能です。
 
さまざまな種類があり、赤外線などのセンサーで床に置いてある物との距離を測りながら、ぶつからないように避けて動くタイプや、内蔵してあるカメラで床面の地図を作製し、効率よく掃除をおこなうタイプのロボットなどがあります。さらには、ホコリを取り除くだけでなく、床の水拭きまでおこなうタイプなどもあるため、予算や希望する機能などに合わせて購入機種を決めましょう。
 

ロボット掃除機のコスパは?

ロボット掃除機を動かすためには充電が必要です。充電にかかる消費電力は約30Wで、1日1時間の駆動に対して3時間充電するロボット掃除機の電気代を算出すると、全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価1kWh31円で計算した場合、30/1000kWh×3時間×31円となり、約2.79円かかる計算となります。
 
なお、ロボット掃除機は駆動や充電にかかる電力以外にも、待機電力を消費します。待機電力は約4Wで、駆動と充電時間を除くと1日の待機時間は20時間となり、電気代を計算すると4/1000kWh×20時間×31円で、約2.48円必要です。
 
ロボット掃除機の消費電力によっても具体的な金額は異なりますが、上記のことからロボット掃除機を使用する場合の1日の電気代は約5.27円かかるといえます。
 
一方、掃除機は消費電力が1000Wほどの機種が多く、1日15分ほど稼働した場合にかかる電気代は、1kWh×0.25時間×31円の計算から7.75円と算出することが可能です。ロボット掃除機のほうが手動で掃除機をかけるよりも掃除時間を要しますが、消費電力が小さいためかかる電気代が安くなり、自分で掃除する手間も省けるため、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
 

ロボット掃除機のメリットやデメリット、使用に適した家とは

ロボット掃除機のメリットとしては、掃除にかかる時間や手間を省ける点が挙げられます。掃除機は自分でかけないといけませんが、ロボット掃除機であれば自動で掃除してくれるため、時間のないときでも「掃除ができない」という心配をする必要がありません。これまで掃除機をかけていた時間を、趣味など好きなことをする時間にあてることも可能です。
 
また、ハウスダストなどの細かなゴミも吸引してくれるため、アレルギー症状が出やすい人も安心でしょう。
 
一方、デメリットとしては部屋の隅や狭い部分の掃除はできない点が挙げられます。ロボット掃除機が入り込めないような場所のホコリは吸い取れないでしょう。また、毛足の長いじゅうたんなどは巻き込んでしまう可能性があるため、注意が必要です。
 
さらに、赤外線センサーなどで物を感知して避ける機種でない場合は、衝突して壊したり、傷をつけたりする恐れがあります。これらのことから、ロボット掃除機は床に多く物を置いていない家や、毛足の長いじゅうたんやマットを敷いていない家、掃除機を自分でかける時間がない人がいる家での使用が適しているといえるでしょう。
 

ロボット掃除機を購入する際はメリットとデメリットをよく考えよう


 
ロボット掃除機を活用することで、掃除機をかけるためにかかる時間や手間を省けるというメリットがあります。しかしその一方で、部屋の隅やロボット掃除機が入り込めない狭い部分などには、ロボット掃除機では取り除けないホコリが残るといったデメリットもあるでしょう。
 
「せっかく買ったのに自分の家では有効活用できない」ということがないように、購入前に自分の家ではロボット掃除機を活用できるのかどうかをよく考えることが大切です。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集