今からでも充分に間に合いますよ!夏に向けての節電。考えてみませんか?
配信日: 2018.06.13 更新日: 2024.10.10
春・秋に比べると夏は、エアコンの使用により電気代が高くなるのが一目でわかります。
夏に向けて今から電気代の節約のため、対策をしていきましょう。少し気をつけるだけで、電気代を抑えることができます。
執筆者:大林麗子(おおばやしれいこ)
ファイナンシャルプランナー2級。
大学卒業後、医療機関へ勤務。2児の母親。
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節電に役立つ商品
電気代を節約する前に、夏に向けてのお役立ちグッズを紹介します。夏の日差しは強く、日中でも日なたと日陰では暑さが全然違います。
そこで提案ですが、すだれやグリーンカーテンを作ってみてください。外から直接入る日差しをシャットダウンする効果があり、日差しが部屋に入らなくなります。
それにより、室内の温度を下げ、エアコンの使用を抑えることができます。
次に、体感温度を下げることもポイントです。例えば、肌着は清涼感のある夏用の肌着に替え、体感温度を下げましょう。
また、寝具を冷感素材のものに変えて、寝心地よい環境を作ってください。他には、打ち水がおすすめです。打ち水はベランダにもすることで効果が上がります。
地面・空気の温度を下げられるので、特に地面が蒸発しにくい朝・夕にするのがいいでしょう。
上手なエアコンの使い方
夏になると外の温度だけではなく、室内の温度も高くなります。そのため、暑さを我慢していると、室内に居ても熱中症になってしまうことがあります。
そんなときに冷房器具を使うと思いますが、電気代が気になりますよね。うまく使って、電気代を抑えましょう。
電気のこまめなオン・オフは節約に繋がりますが、家電製品全てにおいて、それが節電に繋がるとは限りません。
例えば、エアコンは稼働するときには大きなエネルギーを使うので、こまめに消すとかえって電気を使うことになります。冷房器具の上手な使い方についていくつかポイントを挙げたいと思います。
1、扇風機とエアコンのダブル使い
扇風機を使用することにより、エアコンの風の循環がよくなります。部屋全体に冷気を送ることができるので、温度設定を低くしすぎることなく、快適に過ごすことができます。
2、設定温度に気をつけて
冷房で温度設定をする場合の適正温度は28度です。27度から28度にすることにより、節電額は年間で約820円となります。
(出典:家庭の省エネ徹底ガイド経済産業省エネルギー庁)
経済産業省エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」
3、忘れがちなエアコン掃除
エアコンのフィルターは月に2回程度、掃除しましょう。フィルターが詰まっていると稼働率が下がり、電気代が高くなってしまいます。
電気器具の使い方
ちょっとしたことで節電に繋がることがあるので、いくつか紹介します。
1、炊飯器は1日分のご飯を1回で炊くようにします。保温のままにせず、タッパなどへ移し、食べるときに温めましょう。
2、ガスコンロ・IHコンロを使用するときはタイマーを使用して、きっちり時間通りに切りましょう。目安時間で調理をしていると、余分な時間まで火をつけてしまうことがあります。タイマーを使うことで調理時間短縮+節電に繋がります。
3、冷蔵庫の開けっぱなし、保存食品のストックし過ぎに注意してください。
冷気が逃げることにより、稼働率が大幅に上がります。
夏に向けた節電について紹介しましたが、何か実践できそうな対策はありましたか?節電に繋がるグッズやエアコンの使い方について、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
これからの季節、エアコンの使用頻度も高くなると思いますので、ぜひ試してみてください。
Text:大林麗子(おおばやしれいこ)
ファイナンシャルプランナー2級。