更新日: 2023.02.18 その他家計

【お父さんもFIREしたい!】レジャー費節約で「貯蓄倍増」! お金をかけずに遊ぶ方法7選

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【お父さんもFIREしたい!】レジャー費節約で「貯蓄倍増」! お金をかけずに遊ぶ方法7選
FIRE(ファイヤ)とはFinancial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)の頭文字を取った造語です。FIREする方法としては、資産の運用益だけで生活費をカバーできるように、毎月コツコツ投資していくというのが一般的です。
 
しかしFIREするだけの資産を築くことは、単身世帯の若者ならまだしも、家庭を持つ人にとってはかなりハードルが高い目標かもしれません。
 
本記事では、家庭を持つお父さんを例に、FIREを目指すためにぜひ覚えておきたい節約法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

レジャー費は家計に大きなウエートを占める

昼食代を節約したり、飲料代節約のために水筒を持参したりなど、一生懸命節約しながら資産形成に向けて資金を貯める日々。しかし、そんな努力が家族4人でのたった1回のレジャーで吹き飛んでしまった。そんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。
 
日本の2人以上の世帯が教養娯楽に使う金額は月平均2万5252円。1年にすると30万円もの金額になります。ちなみにこれは交通費やお土産代などは含まれておらず、全て含めると家計消費の中で非常に大きなウエートを占めていることがわかります。
 
これが4人以上の家族となると、その負担は相当家計に重くのしかかるでしょう。逆にいうとこの教養娯楽費を抑えることで投資に回す資金をより多く確保できると考えていいでしょう。
 

家族で楽しめるお金のかからない遊び7選

自然編

お金をかけずに楽しめるレジャーといえばやはり自然です。夏場のレジャーとしては、海水浴であればほとんどのビーチは無料で楽しめます。ビーチバレーやビーチフラッグなど、ちょっとした小道具があれば家族みんなで楽しい思い出が十分に作れるでしょう。
 
また、潮干狩りは家族全員が楽しめるイベントです。さまざまな食用の貝が採れれば家計も助かるので、潮見表カレンダーなどを見て、潮干狩りに最適な日をチェックしておきましょう。
 
冬場はスキー場などに行くと大きな出費になってしまいます。しかし、雪が降った際に近くの丘などに行き、雪だるま作りやそり遊びをするだけでも十分に子どもは楽しんでくれるでしょう。
 
また、初夏や夏の終わりのハイキングもとてもおすすめです。標高300m程度のほどよい高さの山に登り、きれいな景色を見ながら、家で作ってきたお弁当を食べる。楽しくて健康的で、レジャー費節約にもなる一石三鳥の遊びです。
 
神社仏閣も実は隠れたレジャースポットです。大きな神社やお寺は庭園も手入れされており、キレイな花々や木々、かわいらしい小鳥などさまざまな自然と触れあえます。地域の歴史や寺社の成り立ちを学ぶこともできて、教養にもプラスになるおすすめスポットです。
 

施設編

市民プール、市民体育館は少ない負担で家族とスポーツを楽しめるとても便利な施設です。博物館や美術館も、遊園地や動物園などより比較的安い入場料で楽しめて、タイミングによっては子どもが喜ぶようなイベントも開催しています。
 
また、プレーパークという非営利団体が運営する、無料で利用できる遊び場があり、なんと全国300カ所以上に展開されています。通常の公園のように遊具が設置されているのではなく、自然に囲まれたプレーパークの中で子どもたち自身が遊び場を作っていきます。アスレチックを作ったり、かまどを作ってパンを焼いたり。他の子どもたちと一緒に遊び方を考えていくことで、考える力やチームワークも身につくでしょう。
 
公共施設や商業施設の入り口などに並んでいるパンフレットなどのチェックも忘れずに。よく注意してみてみると、各地で無料もしくは低料金で魅力的なイベントが開催されています。例えばおやすみの日に、ちょっと遠くまで出掛けてそういったイベントに参加するのもいい思い出になるでしょう。
 

こまめにレジャーを楽しもう

普段まったく家族サービスをしていないと、「年に1回ぐらい奮発してよ」と家族にねだられ、大きな出費につながる恐れがあります。普段から小さなレジャーを重ねていれば、毎年のように大きなテーマパークや人気の観光地などに行かなくても家族は満足してくれることでしょう。
 
しかし、何か大きな節目のときくらいは家族と少しぜいたくなレジャーを楽しむことも忘れずに。
 

まとめ

レジャー費という大きな費用を節約することでFIREに向けて大きく一歩前進できるのは確かです。しかし、ただ削るのではなく、家族を楽しませながら、負担の軽いレジャーを選択することが大切です。家族間に亀裂が入ってしまってはFIREどころじゃありませんから。
 
「何か楽しいことはないか」と情報に目と耳を傾けることで身近にも楽しいイベントや施設はたくさん見つかるはずです。ぜひ家族みんなと楽しみながらFIREを達成してください。
 

出典

家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり委員会
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集