更新日: 2024.10.10 その他家計
1人暮らしに「炊飯器」は不要?「炊飯器・鍋・電子レンジ」の中でコスパが良いものは?
そこで、本記事では、1人暮らしで炊飯器が必要かどうかを解説していきます。炊飯器の購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
1人暮らし向けの炊飯器の値段はいくら?
炊飯器は、3合、5合、1升などといったようにいろいろな容量があります。容量が大きい炊飯器は1度にたくさんのごはんを炊くことができますが、価格が高くなりやすい傾向です。1人暮らしの場合には、消費するお米の量が少ないので、3合タイプの炊飯器でも十分に対応できることでしょう。
また、炊飯器には、圧力IH式やマイコン式などといった種類があります。圧力IH式は、高火力でお米を炊きあげる仕組みとなっています。炊きムラが少なくて、もちもちした食感に仕上がるのが魅力です。おいしいごはんが味わえますが、圧力IH式は高額な製品が多いので、コスパの面では優れてはいません。
コスパ重視で1人暮らし向けの炊飯器を選びたいのであれば、マイコン式を選んでおくとよいでしょう。マイコン式で3合タイプの炊飯器の価格相場は、3000~1万円くらいです。この価格帯であれば、学生や新社会人の1人暮らしでも手が届きやすいでしょう。
炊飯器がなくても、鍋や電子レンジがあればごはんが炊ける!
炊飯器を使わなくても、ごはんを炊くことは可能です。鍋を使えば20分ほどで炊くことができます。鍋で炊いたごはんは、粒がそろっていて、ふっくらとした仕上がりになります。味にこだわりたいのであれば、鍋を選んでみるとよいでしょう。
電子レンジと専用の調理器具を使えば、さらに短時間でごはんを炊くことができます。できるだけ時間を短縮したいのであれば、炊飯器を買わずに電子レンジを選んだ方がよいかもしれません。
炊飯器・電子レンジ・鍋の中で最もコスパがよいのはどれ?
炊飯器、電子レンジ、鍋の中で最もコスパがよいのはどれなのでしょうか。1人暮らし向けの炊飯器の価格の相場は、3000~1万円くらいです。鍋はアルミ製、ホーロー製、ステンレス製などの種類があります。安い鍋でもよいのであれば、100円ショップでも購入できます。
電子レンジは、メーカーや搭載機能によって価格に大きな幅があります。価格ドットコムのランキングによると、1人暮らし向けの電子レンジの売れ筋は、7000~2万4000円くらいです。本体の価格だけで考えれば、1番コスパがよいのが鍋、2番目にコスパがよいのが炊飯器です。
電子レンジは価格が高いのがデメリットですが、ごはんを炊く以外にもさまざまな調理に利用できますので1人暮らしでは重宝することでしょう。
ランニングコストについても考えておく必要があります。炊飯器や電子レンジを使う場合には電気代がかかります。鍋を使用してガスコンロでごはんを炊く場合には、ガス代が発生します。プロパンガスを使用している地域では、ガス代が高くついてしまうかもしれません。
お米をあまり食べないならば炊飯器は不要! 鍋や電子レンジでもおいしいごはんが味わえる
外食がほとんどだという人、麺類やパンが中心でお米を毎日食べない人は、炊飯器を買わずに鍋を選んでおいた方がコスパがよいでしょう。鍋で炊いたごはんは味がよいのが魅力ですが、ガス代がかかってしまいます。
炊飯器の魅力は、スイッチを押すだけでごはんが炊けることです。うっかり炊きすぎてしまった場合には、冷凍しておくことも可能です。電子レンジは導入コストが高くなりやすいですが、時短になるのがメリットです。炊飯器、鍋、電子レンジのそれぞれにメリットやデメリットがありますので、その点をよく考えて炊飯器を買うかどうかを判断してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー