更新日: 2024.10.10 家計の見直し

【固定費】なかなか思い切れない! 「通信費」「サブスク」を見直すポイント

【固定費】なかなか思い切れない! 「通信費」「サブスク」を見直すポイント
相次ぐ物価高や電気代の高騰などで、家計の節約を考えており、固定費に注目している人も多いことでしょう。固定費は、一度見直すだけで毎月の支出を減らすことができるため、年間で大きな節約効果が期待できます。本記事では、固定費の割合を占めることが多い「通信費」と「サブスク」を見直しポイントについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「通信費」を見直すときの3つのポイント

通信費とは主に、携帯電話の料金とインターネット回線通信費を指します。通信費をより安いキャリアやプランへ乗り換えを検討するなど見直しの際には、次の3つのポイントに留意しましょう。
 

・乗り換え時にどのくらいの費用が発生するのか

通信費に関しては、乗り換え時に解約費用や違約金、初期費用が発生するケースが少なくありません。事前に現在の契約条件を調べたうえで、違約金が発生しない更新時期のタイミングなどを確認しておくことが肝心です。
 

・乗り換え後に不便を感じることがないか

毎月の料金は安くなっても、通信速度が不安定になってしまい、利用に支障が出るようでは意味がありません。短期間の解約では初期費用や手間の負担のほうが大きくなってしまうため、主にどのようなときにインターネットやスマホを使うのか、利用目的をよく考えたうえで、長く使えるプランを選ぶことが重要です。比較してみた結果、現状の契約が自分にとって最もお得な場合もあります。
 

・今の契約に不要なオプションがないか

乗り換える前に、そもそも今の契約に不要なオプションはないかを確認しておくことも大事です。インターネットの契約時には、有料オプションへの一時加入が特典を得るための条件になっているケースも少なくありません。無料期間終了時にオプション解約の手続きを忘れて、うっかり無駄な費用を払っていないかも確認しておきましょう。
 

「サブスク」を見直すときの3つのポイント

サブスクとはサブスクリプションの略で、定額の料金を支払って商品の購入やサービスを利用する仕組みです。近年では、動画や音楽配信サービスをはじめとするさまざまな場面で利用している人が増えています。サブスクの契約を更新すべきか、見直しのポイントは次の3つです。
 

・月額料金に見合った利用ができているか

サブスクの場合、契約直後には頻繁に利用していても、忙しいなどの理由で次第にあまり使わなくなってくるケースも多くあります。また、期待したほどのサービスが提供されなかったというケースもあります。毎月の利用頻度を振り返ってみて、月額料金に見合った利用ができていないサブスクについては、解約を検討してもよいかもしれません。
 

・似たようなサービスを複数契約していないか

動画や音楽の配信サービスの場合、コンテンツが重複しているケースも珍しくありません。ほかのサブスクでもほぼ同じものが入手できる場合には、どちらかひとつに絞りましょう。
 

・基本料金内でニーズを満たせているか

いくら月額料金が安くても、自分が視聴したい新作のコンテンツは有料といったケースでは、お得に利用できているとはいえません。結果的に頻繁に別料金を払い、高くついてしまっているサブスクについては、解約を検討することも大事でしょう。
 

固定費の削減で浮いたお金を資産運用に回すのも手

通信費やサブスクの解約や乗り換えには手間がかかりますが、無駄なものを思い切って見直すことで、まとまった額の節約につながります。
 
また、固定費の削減によって浮いたお金を資産運用に回した場合には、投資のリターンによって資産を増やせる可能性があります。支出を減らし、さらにお金を増やしたい人は、「つみたてNISA」など、初心者におすすめの資産運用についても調べてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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