夏本番前! 衣替えの今こそ無駄遣いを見直そう! 被服費削減のポイントとは?
配信日: 2023.06.26 更新日: 2024.10.10
そこで本記事では、衣替えの今こそできる被服費の削減方法について解説します。ちょっとした意識で無駄遣いを減らせるので、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
節約意識の実態
くらし情報メディア「ヨムーノ」を運営する株式会社ロコガイド(東京都港区)が、2022年8~9月にヨムーノメイト106名を対象としたアンケート調査によると、現在節約を「常に意識している」「やや意識している」と回答した人が、合わせて87.7%となっています。実際に節約している分野で最も多いのは食品で77.8%、続いて日用品が54.5%、外食・テイクアウトが47.5%です。
実際に行っている節約術については、「無駄な買い物をやめる」が61.6%で最多となっています。続いて「ポイントを貯めるカードを厳選する」が57.6%、「お店でクーポンを利用する」が55.6%、「クーポンがないか事前にチェックする」が53.5%となっており、ポイントやクーポンの活用も意識されていることが分かります。
物価が高騰するなかでは買うものを厳選し、購入時には少しでも安くする工夫が大切であるといえるでしょう。
衣替えの今こそ被服費を削減
6〜7月にかけて昼夜の温度差が徐々に薄まっていき、本格的な夏が近づいてきています。この時期は新しい衣服を買ったり、昨年まで着ていた衣服を処分したりと、衣替えする人が多いのではないでしょうか。そこで、注目したいのが「被服費」です。
総務省の2022年家計調査報告によると、2人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支では、被服及び履物にかける割合は年平均3.5%となっています。この割合は月によってバラつきがあると考えられるため、衣替えの時期は特に意識して削減したいところです。
以下では、被服費を削減するポイントについて解説します。
本当に必要か考える
まず、衣服を購入する際には、本当に必要かよく考えましょう。店舗に行くと店員やモデルがきれいに着こなしていたり、さらにセールを行っていたりすると、つい購入意欲が湧いてしまいます。しかし、実際購入してみると、自分には似合わなくて持っている服との相性も合わず、そのままクローゼットの中に放置されてしまうのはよくあることです。
購入する際はその場で即決するのではなく、自分の体型でも着こなせるか一度試着してみることが大切です。その際は、自分が持っている服との相性も考えられるとよいかと思います。
また、その場ですぐ購入するのではなく、一度家に帰ってから考えてみるのもおすすめです。今ではネット通販も活用できるので、すぐ店舗に行けなくてもネットから購入できます。その場の勢いで買ってしまうのではなく、冷静によく吟味して考えましょう。
フリマサイトで販売・購入してみる
もう着ないと判断した服は、すぐに捨ててしまうのではなくフリマサイトを活用してみましょう。出品には少し手間がかかりますが、ものによってはすぐに買い手がみつかり、捨てるよりもずっとお得に手放せます。
特に、状態のよいブランド品であれば中古品でも需要があるかもしれません。ただし、あまりにダメージが多いものは買い手に不快な思いをさせてしまう可能性もあるため、状態を事前に記載しておいたり出品を控えたりしましょう。
また、売却資金で新たな商品を購入することもできます。フリマサイトは中古品だけでなく、新品未使用のものも売られているため、自分の好みと合えば新たな衣服と出会うこともできるでしょう。その際も、ただ安いからと買ってしまうのではなく、本当に必要かをよく考えて購入を検討してください。
まとめ
本記事では、衣替えの時期だからこそ、被服費の無駄遣いをしないための工夫について解説しました。新しい季節が近づいてくると、新たな気持ちで新しい衣服を楽しみたい気持ちになります。しかし、購入する際には本当に必要かどうかよく検討し、お得に購入できる方法を考えていきましょう。
出典
株式会社ロコガイド 節約意識に関するアンケート調査
総務省 家計調査報告(家計収支編) 2022年(令和4年)平均結果の概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー