更新日: 2024.10.10 家計の見直し
貯蓄目標達成までのタイムライン作り!準備に必要な3つのポイント
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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貯金目標達成のために必要な三つの準備とは?
貯金するには、初めに目標を設定することが大切です。そして、事前準備を行うことで、目標は達成しやすくなります。ここからは、貯金の目標を達成するうえで大切となる、三つの準備について解説いたします。
自分の収入と支出を把握する
お金を目標通りに貯めるためには、自分のお金の流れを、きちんと把握することが必要不可欠です。
給与額を明細で分かっていても、何にどれくらい支払っているのかが分かっていないと、節約する項目も分からずに、一向に貯まりません。
まずは家計簿をつけて、具体的なお金の流れを確認しましょう。支出は、固定費と変動費に分けて、そこから、項目ごとに考えていくと、チェックしやすくなります。
貯金用の口座を開設する
お金が足りなくなるたびに、ATMでお金を引き出している人は、生活費用の口座とは別に、貯金用口座を開設しましょう。こちらは定期預金にするなど、簡単に引き出せないようにしておくと、より効果的です。
先取り貯金の仕組みをつくる
銀行の口座にお金があると、つい使ってしまいがちです。給料日の翌日など、給料が振り込まれたら、すぐに貯金用の口座に移動させることで、先取り貯金の習慣を身につけましょう。先取り貯金を行うことで、残ったお金でやりくりするようになり、出費を抑えることが可能になります。
会社の財形貯蓄制度や、金融機関にある自動積み立てなどの便利なサービスを利用すると、自分で移し替える手間を省けます。貯金分を除いたお金で、やりくりすることが大切です。
実践的な節約方法とは?
貯金をする準備が完了したら、節約術を実践して、支出を削っていきましょう。ここでは、すぐに始められて、効果も高い、節約のコツを紹介していきます。
固定費を削減する
固定費は、生活費のなかでも、かなりの割合を占めています。毎月支払う費用の内訳と、それぞれの契約内容をチェックして、削減できるところを探しましょう。
例えば、スマートフォンの料金プランを変える、オプションを減らす、契約を安い会社に乗り換えるなど、支出に見合っていない箇所は、どんどん見直していきます。固定費の見直しは、一度実施するだけで、翌月以降も効果が続きますので、非常に有効な節約方法です。
自炊をとり入れる
外食をやめて自炊をすることでも、節約ができます。ただ、毎日、買い物や料理をすることは難しい人もいるでしょう。
食材は、回数を決めてまとめ買いをする、おかずは、休日に作り置きをするなど、工夫を凝らせば、節約もできるうえに、負担も少ないので、続けやすくなります。
ランチを見直す
仕事の日は、いつもお店でランチを食べているという人は、弁当を作って持っていくことを検討しましょう。お店で食べる場合にも、毎月の回数や予算を決めておくと、無駄な出費を抑えられます。
キャッシュレス決済のポイントを利用する
ここ数年で、クレジットカードのほか、電子マネーやQRコード決済など、現金を使わないキャッシュレス決済サービスが、急激に普及しました。どのサービスも、利用した金額に応じて、ポイントが還元されます。
キャッシュレス決済を積極的に利用して、ポイントを貯めることで、節約になります。せっかくお金を使うならば、キャッシュレス決済サービスに対応しているお店を選ぶことをおすすめします。
月ごとに収支をチェックする
収支を月ごとにチェックすることも、重要なポイントです。予算の範囲内で支出を収めることができたかを、確認します。
予算オーバーになった項目は、原因を把握して、削減できないかを検討したうえで、翌月の目標を決めます。毎月の収支を見直すことで、よりお金が貯まりやすくなるでしょう。
節約術を実践して目標貯金額に近づけよう
目標の貯金額に近づけるためには、事前に、三つの準備をすることが大切です。準備をしたうえで、効果が高い節約方法を実践していきましょう。また、必ず毎月の収支をチェックしておくと、より目標の金額に近づきやすくなります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー