東京の「新宿」の会社に内定をもらいました。上京したら、どこに住むのがおすすめですか？ 家賃は「7万円」で考えています

新宿の会社から内定をもらって上京するとしたら、どのエリアに住むのが便利なのでしょうか。東京は物価や生活費が高いというイメージがあるので、できるだけ家賃を抑えたいと考える方もいることでしょう。本記事では「家賃7万円程度で生活すること」を想定し、新宿への通勤に便利な駅や家賃を抑えるポイントなどを紹介します。

新宿への通勤に便利な駅はどのエリア？

東京都新宿エリアには、新宿三丁目駅や新宿御苑前駅、西武新宿駅、西新宿五丁目駅などと、新宿の名前がつく駅がたくさんあります。「ターミナル駅の新宿駅を利用すること」を条件に、通勤に便利な駅をいくつかピックアップしました。
 
新宿駅は、東日本旅客鉄道（以下JR東日本）が乗り入れている駅です。そのほかに、小田急電鉄（以下小田急）や京王電鉄、東京メトロ、東京都交通局など複数の鉄道会社が乗り入れています。これらの路線の中から、住みやすく家賃相場が安い駅を調べてみました。
 
JR東日本の路線で通勤する場合は、山手線や中央線を利用することになるでしょう。いずれも、新宿駅の近くは家賃相場が高くなっています。ちなみに、新宿駅のワンルームマンションの家賃相場は、8.1万円です。家賃7万円程度で生活したい場合は予算オーバーとなってしまうでしょう。
 
山手線のなかで家賃7万円以下で暮らしたいなら、田端駅がおすすめです。田端駅の家賃相場は7万円です。駅前にはスーパーマーケットや商店街がそろっており、手ごろな価格のチェーン店もたくさんあります。田端駅から新宿駅までの移動時間は19分ほどなので、楽に通勤できるでしょう。
 
中央線を利用するのであれば、住みたい街ランキングで常連の吉祥寺駅がおすすめです。吉祥寺駅のワンルームマンションの家賃相場は、6.4万円です。
 
吉祥寺駅周辺には大型商業施設や昔ながらの商店街、おしゃれな飲食店などが立ち並んでおり、買い物や食事に困らない環境です。井の頭恩賜公園のような癒やしスポットもありますので、地方から上京した人でも、自然を感じながらのんびりと生活しやすいのではないでしょうか。
 
小田急で通勤するのであれば、新宿駅まで約11分で移動できる経堂駅がおすすめです。経堂駅のワンルームマンションの家賃相場は、6.2万円です。駅周辺には、ファッションや食品などがそろうショッピングモールがあり、スーパーマーケットや飲食店も豊富です。娯楽施設が少なく、治安が比較的良いエリアなので、女性でも安心して暮らせることでしょう。
 

家賃を抑えるポイント

東京都内は、家賃が高い傾向です。より家賃を抑えたいのであれば、築年数が古い物件や駅から距離がある物件、北向きの物件を選んでみるとよいかもしれません。
 
マンションやアパートなどの賃貸物件は上階になるほど家賃が高く設定されているケースが多いので、低層階を選ぶのも得策です。その場合には、防犯面や道路からの視線などに注意したほうがよいでしょう。また、お墓の近くにある物件や事故物件なども家賃が安く設定されていることが多いので、訳ありの理由をまったく気にしない人にはおすすめです。
 

新宿の通勤には田端駅・吉祥寺駅・経堂駅がおすすめ！

新宿駅まで通勤するのであれば、乗り換えなしに1本で移動できる田端駅、吉祥寺駅、経堂駅などがおすすめです。これらの駅周辺には、商業施設がそろっており、生活に便利な環境が整っています。治安も比較的よいエリアです。
 
通勤時間が若干長くなってもかまわないのであれば、八王子駅や町田駅あたりを検討してみるのもよいかもしれません。築年数や駅からの距離、低層階など条件を広げて選べば、家賃が安くなる可能性があります。防犯や治安なども考慮したうえで、最適な物件を選んでみてください。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー