本当は残業したいんだけどできない…残業できない会社で知っておくべきポイントとは?残業せずに収入を増やす方法はあるの?
配信日: 2023.09.29 更新日: 2024.10.10
しかし、残業代が減るため、収入が増えないと感じる人もいらっしゃるでしょう。とはいえ、無理に残業すると、社内で自身の評価が下がる可能性もあります。
今回は、残業禁止の会社で働く際に知っておいた方がよいポイントや、残業せずに収入を増やすコツなどをご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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残業を禁止とするメリット・デメリット
労働基準法では、1日8時間、週で40時間の労働を限度とし、毎週少なくとも1日の休日が必要とされています。この時間を超えて労働する場合は、所定外労働で残業扱いになります。
近年では残業時間が減少傾向にあるといわれています。実際、厚生労働省の統計によると、令和5年6月時点での残業時間は、製造業、運輸業、鉱業、情報通信業、卸売業などで前年と比べて減少傾向にありました。
では、残業ができないことのメリット・デメリットは何なのでしょうか。
メリット
大きなメリットとしてプライベートの充実があげられます。残業しない分時間に余裕ができるため、趣味や資格の勉強など好きなことに時間を費やせます。また業務を勤務時間内で終わらせなければいけないため、集中力が上がり効率よい業務ができます。
デメリット
残業代が出ないため、収入が少なく感じます。また、どうしても仕事が終わらなかった場合は、休日に稼働しないといけなくなる可能性があるため、注意が必要です。
残業せずに収入を増やす方法
残業ができない場合は、ほかの手段で収入を増やしましょう。
代表的な3つの方法をご紹介するため、自分に合う方法を見つけてみてください。
スキルアップする
まず資格取得を目指すなど、自社でのスキルを磨きましょう。スキルを磨いてできることが増えれば、よりよいポジションに起用される可能性も高くなります。
なお、資格の勉強を始める場合は、会社の業務に関係のあるジャンルに絞るのがおすすめです。会社によっては特定の資格を取得することで、インセンティブが付く場合があります。
副業をする
残業禁止により空いた時間を有効活用できるのが、副業です。副業にはWebライターやデータ入力の作業など、隙間時間を活用してできるものが数多くあります。ただし、会社によっては副業を禁止しているので、必ず就業規則を確認しておきましょう。
転職する
どうしても今の会社で収入は上がりにくいと感じた場合は、より給与のよい会社へ転職するのもひとつの手段です。ただし転職する際はいきなりするのではなく、下調べが非常に重要です。
スキルを生かした転職をするなら、面接時に年収交渉をしておきましょう。実力や実績を重視する会社にすれば、中途入社でも社歴に関係なく評価を得やすい傾向があります。
残業代に頼らずできることを探してみよう
残業せずとも、収入を増やす方法はあります。近年の風潮として残業が減ったり、なくなったりする傾向にあるので、今回ご紹介した手段で収入を増やすのがおすすめです。自分に合う方法を探してみてください。
出典
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和5年6月分結果確報 「第2表 月間実労働時間及び出勤日数」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー