更新日: 2024.10.10 家計の見直し
月2万5000円の通信費が家計を圧迫…!4人家族だと平均はいくら?節約方法はある?
そこで本記事では、4人家族の通信費の平均を紹介したうえで、通信費を節約するためにできることを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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4人家族の通信費の平均
総務省が公開している「家計消費状況調査」によると、4人家族の通信費の平均は以下の通りです。
表1
スマートフォン・携帯電話などの通信、 通話使用料 |
1万5726円 |
インターネット接続料 | 5074円 |
通信費計 | 2万800円 |
※総務省統計局 e-Stat「家計消費状況調査 平成29年改定(2015年1月~)二人以上の世帯 2022年」を基に筆者作成
上記のことから、4人家族で通信費に2万5000円支払っている場合は、平均よりも高い状態であるため、一般的な家庭よりも家計を圧迫している可能性があります。
通信費を節約するためにできることは?
ご家庭の通信費が家計を圧迫していると感じた場合は、通信費の見直しをおすすめします。本章では、通信費を節約するためにできる効果の高い方法を、二つご紹介します。一つでも実践できれば、通信費を、少なくとも平均の金額には抑えられるでしょう。
大手キャリアから格安SIMに乗り換える
現在、家族で大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)と契約している方であれば、格安SIMに乗り換えることで通信費を削減できる可能性が高いでしょう。
たとえば同じギガ使い放題のプランでも、大手キャリアの場合は月額7425円ですが、格安SIMの場合は月額3278円に抑えられるといったこともできます。
それほど多くのデータ通信量を必要としていないならば、月額3GBや月額5GBなど少量のプランもあり、月に1000円以内で利用できます。通信費を抑えたいのであれば格安SIMへの乗り換えを検討をおすすめします。
通話定額オプションを利用する
通話の頻度が高く、通話料金が高くなってしまう場合は、通話定額オプションを契約しましょう。
例えば大手3大キャリアであれば、国内通話が24時間無料のかけ放題オプションがあります。また格安SIMにおいては、24時間のかけ放題プランを提供している会社は少ないものの、5〜10分の通話定額オプションが提供されている場合が多いようです。
しかし、通話定額オプションは月額料金がかかるため、ある一定の通話時間に達しなければ、損をする場合もあります。ご自身の通話時間や用途に合わせて、お得になる場合は、通話定額オプションを契約しましょう。
ご自身の利用状況に合わせて適切な節約方法を選択しましょう
通信費は、家庭により使用スタイルが異なるため、全ての家庭に最適な節約方法はありません。そのため、ご自身で契約内容の内訳をしっかり確認したうえで、改善すべき点を見つける必要があります。
例えば、大手キャリアで必要以上のデータ通信量で契約している場合は、格安SIMへの乗り換えを検討して、通話料金が高くなっている場合は、通話定額プランを契約しましょう。
出典
総務省統計局 e-Stat 政府統計の総合窓口 家計消費状況調査 平成29年改定(2015年1月~) 二人以上の世帯 2022年 3-4 世帯人員・就業者数別 1世帯当たり1か月間の支出額
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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