節約のため、風呂は出社前1回と決めています。最近は涼しいし、寝ている間に汗もかかないから平気ですよね?
配信日: 2023.11.08 更新日: 2024.10.10
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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朝風呂のメリット
1日の始まりにシャワーを浴びることで、頭をすっきりさせられ、活発な気分で仕事に向かえます。リフレッシュ効果を高めるには、少し熱めのお湯に短時間つかるとよいでしょう。ただし、高血圧の人の場合は、いきなり熱めのお湯に入ると血圧が急上昇する恐れがあるため、ぬるめのお湯にしましょう。
朝風呂には、寝ている間の寝汗を洗い流す効果もあります。寝汗をかくのは夏だけとは限りません。寝汗は睡眠時の生理現象であり、気温以外にもストレスやアルコールの飲み過ぎ、加齢によるホルモンバランスの乱れなども寝汗の原因になります。朝起きて寝汗を流すことで、体臭の発生を防げます。営業など接客が多い仕事では、体臭のケアは大事です。
朝風呂のデメリット
出社前は何かと忙しく、朝風呂の習慣ではついシャワーで済ませてしまいがちです。節約にはなりますが、ゆっくり風呂につかって体を休める時間を持ちにくいでしょう。秋や冬は外気温が低くなるため、通勤途中で湯冷めしてしまい、風邪をひいてしまう恐れもあります。
1日外にいれば、汗や皮脂のほか、花粉や自動車の排気ガスによる汚れ、ホコリなどが肌に付着します。それらをきちんと落とさずに寝てしまうことは、肌トラブルの原因にもなりかねません。また、ヘアセット剤を洗い流さずに寝ることは、頭皮の環境にとって良いとはいえません。
加えて、朝は頭皮の状態がデリケートであるため、シャンプーの際に頭皮をこすると抜け毛が増える場合があります。朝風呂にしてから抜け毛が増えたような気がする場合は、夜風呂にしたほうが良いかもしれません。
寝つきを良くできるのは夜風呂
夜の時間帯ならば、ゆっくりと湯舟につかる時間を確保しやすいでしょう。ぬるめのお湯にゆっくり入ることで体の緊張がほぐれ、リラックス効果を得られます。
人間の体は体温が下がることで眠気を感じるようになっています。寝る2時間前くらいに風呂に入ることで、ちょうど就寝のタイミングで体温が下がり、寝つきが良くなるのです。良質な睡眠が取れると翌朝の寝覚めも良くなります。
ぐっすり眠れない、起きたときに体に疲れが残っているなどと感じるならば、夜風呂のライフスタイルに変えることも検討してみましょう。前日に風呂に入っておけば、朝の支度の時間も短縮できます。
朝風呂と夜風呂それぞれをうまく使い分けよう
朝風呂には目覚めをすっきりできる、寝汗を流して体臭を防げるなどのメリットがあります。ただし、就寝時に十分なリラックス効果を得られません。良質な睡眠が取れないほか、肌や頭皮のトラブルが起きる可能性もあります。それぞれのメリットとデメリットを理解して、自分に合ったもの、自身の健康により効果的なほうを選びましょう。
参照
アース製薬 朝風呂と夜風呂、どっちがいいの?
アース製薬 良い睡眠をとるための入浴方法ってあるの?
セシール 寝汗をかく、ひどい!寝汗の原因と対策を考える
豊橋ハートセンター 知っておきたいこの時期の入浴方法。正しいお風呂の入り方でQOL向上!
エキサイトニュース お風呂は朝と夜どっちが健康的?メリットデメリットを徹底比較!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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