更新日: 2024.10.10 貯金

アラサー女性の平均貯蓄額を調査!みんなどれくらい貯蓄している?

アラサー女性の平均貯蓄額を調査!みんなどれくらい貯蓄している?
お金の話は、とてもデリケートな面があるため、仲のよい人同士でもあまりしないという人も少なくありません。それでも同世代の、さらには同性のお金事情は気になるところでしょう。
 
今回は、アラサー女性に焦点を当て、平均の貯蓄額を探ってみます。あわせて、貯蓄額を増やすには、どのような考え方や行動を重視した方がよいのかについても考えてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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30代女性の金融資産額

アラサー女性の貯蓄額を知るには、いくつかのデータをみる必要があります。まず参考にしたいのが、総務省統計局実施の「2019年全国家計構造調査」です。
 
この結果をみると、30代女性の平均金融資産残高は407万9000円となっています。預貯金だけではなく株式や債券なども含まれた金額と理解しておくとよいでしょう。
 
ちなみに、30歳未満の女性の平均金融資産残高は186万7000円となっています。アラサーが30歳前後とすれば、30代と30歳未満の各平均金額の中間くらいが、実態に近い金額といえそうです。
 
一方で、30代女性には、平均で153万円の金融負債残高があります。貯蓄のみがある女性ばかりではない点も、参考として頭に入れておきましょう。
 

貯蓄額を増やす方法

貯蓄額は一般的に、意識して増やす必要があります。ここでは、貯蓄額を増やすための考え方や方法を紹介します。
 

・収入と支出を管理する

お金の管理がずさんだと、いつまでたっても貯蓄額は増えません。まずは、収入と支出の管理を徹底しましょう。毎月いくらの収入があり、そのうち、いくら使っているのかを家計簿などにまとめます。
 
買い物をするたびに家計簿を更新すると、何にいくら使っているのかが明確になるとともに、お金を使っている実感が湧きやすくなるでしょう。週単位や月単位ではなく、毎日の更新がポイントです。
 

・お金の使用時に必要性を考える

本当に必要なものだけにお金を使っているのかという確認も大切です。衝動買いやついで買いを控えるだけでも、無駄な出費が抑えられます。
 
健康や美容によくないと知りながらつい買ってしまうお菓子やお酒、同じようなものを持っているのに買ってしまう洋服やバッグなどがないか確認してみましょう。不要なものの購入を控える癖がつけば、徐々に貯蓄に回せるお金を増やせます。
 

・投資を始める

貯蓄は、預貯金だけではなく株式や債券も含まれます。非課税制度であるNISAなども利用し投資を始めると、貯蓄額全体の増加にもつながるでしょう。少額でも可能な投資は少なくありません。銀行へ預けておくよりも、はるかに利回りのよい結果が出ている投資商品もあります。
 
もちろん、知識とリスク管理は不可欠です。しっかりと情報収集したうえで適切に運用できれば、貯蓄額を確実に増やせる可能性を高められます。
 

貯金を徹底して、余裕のある暮らしを!

いくつかの統計や調査の結果をみると、アラサー女性の平均貯蓄額は200〜300万円台程度と推定できるでしょう。その多くは貯金であるとみられます。アラサーは独身者や既婚者、子どもの有無など、さまざまな人がいる世代です。それぞれの状況により、貯蓄額は異なります。
 
貯蓄額を増やすには、まずは収入と支出の管理の徹底が不可欠です。そのうえで、投資を始めるなど貯蓄額を積極的に増やす試みも検討しましょう。
 

出典

総務省統計局 2019年全国家計構造調査 所得に関する結果及び家計資産・負債に関する結果 結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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