更新日: 2024.10.10 家計の見直し
年末年始は毎年、食事にお金を使いすぎてしまいます… 予防する方法はありますか?
一方、年始は初詣やお年玉、新年会などがあることから、財布のひもが緩んでしまう人も多いでしょう。そこで本記事では、年末年始の出費の多さで悩んでいる人のために、食費の節約方法を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
年末年始の食事にお金を使いすぎる理由
年末年始の食事でお金を使いすぎてしまう主な理由は、以下の3つがあげられます。
クリスマスとお正月
年末年始は、特別感を演出したくなる大きなイベントが重なります。「クリスマスくらい少しぜいたくに」「お正月くらい節約しなくても」などと考えていると、普段より食事代が高くなってしまいかねません。家族や親戚が集まって食事をする機会が多くなる点も、食費が高くなる理由の一つです。
外食が多くなる
年末年始は、外食の機会も増える傾向があります。これは、忘年会や新年会などが開催されるためです。また、長期休暇で気が緩んで、食事をつくることが面倒になることもあります。「せっかくの休みだし外食で」「今日くらいデリバリーを頼んでも」などと考えていると、食事代がかさんでしまうでしょう。
ボーナスが支給された直後
冬のボーナスで金銭的な余裕が生まれることも、無駄遣いしてしまう理由の一つです。普段であれば購入しないものを、「1年間のごほうびに」などの理由をつけて購入してしまうケースは多くあります。金銭的な余裕で気の緩みすぎないよう、注意が必要です。
年末年始の食費を節約する方法
年末年始の食費を節約するには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、試してみたい節約方法を3つ紹介します。
事前に予算を決めておく
無駄遣いを防ぐため取り組みたいのが、年末年始の予算を決めることです。予算を決めると、その金額内でやりくりするようになることが期待できます。例えば、「カニを買いたいけど、ほかのものを買えなくなるからあきらめよう」などと考えるようになるでしょう。
ただし我慢ばかりが続くと、せっかくの年末年始を楽しめなくなってしまいます。そのため、「お金をかけてよいもの」と「お金をかけたくないもの」を明確にして、無駄遣いを防ぐように心掛けましょう。
ディスカウントショップなどの格安店を活用する
年末年始は、食品の価格が高騰しがちです。いつもの感覚で購入すると、思わぬ金額になることがあります。食費を節約したい場合は、ディスカウントショップなどの格安店を活用しましょう。年末年始に利用するお菓子やお酒を、スーパーよりも安く購入できる可能性があります。予算を決めて、まとめ買いしておくと無駄遣いも防げます。
お金を使う理由をつくらない
年末年始は、お金を使う理由を簡単にみつけられます。例えば、「クリスマスだから」「正月だから」「1年間がんばったから」などといった具合です。これらを理由に、特別な支出を認めてばかりいると、食事代は高くなってしまいます。
年末年始であっても、お金を使う理由をつくらないことが大切です。そのときの気持ちに流されず、要不要を検討しましょう。特別感が必要と感じれば、予算内でぜいたくをしても構いません。
年末年始は食事代に注意
年末年始は、気が緩みやすいだけでなくイベントも重なるため、食費が高くなりがちです。節約を心掛けている人は、財布のひもが緩まないよう十分に注意しましょう。事前に予算を決めておいたり、ディスカウントショップなどの格安店を活用したりすれば、食費の節約につながります。本記事を参考に、年末年始を楽しみながら食費を節約してみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー