テレビを「時計」や「BGM」代わりに「毎日12時間」はつけっぱなしです。電気代はいくらかかってる?
配信日: 2024.03.25 更新日: 2024.10.10
普段から、テレビがついていることが当たり前になってしまっていて、電気代がいくらかかっているのかを考えることも少ないかもしれません。しかし、もしテレビをつけっぱなしにしていることで大きな電力を消費しているのであれば、改善策を考えたほうがよいでしょう。
本記事では、テレビを12時間つけっぱなしにしたときにかかる電気代と、時計やBGMの機能をほかのもので代用する方法をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
テレビを12時間つけっぱなしにしたときの電気代は?
1時間あたりの電気代は「消費電力(ワット)÷1000×1(時間)×1キロワットアワーあたりの電気料金」で計算できます。消費電力はテレビのサイズやメーカーなどによって異なるため、まずは自分の家のテレビの消費電力を調べましょう。
例えば、133ワットの50インチのテレビを12時間つけっぱなしにしていた場合の電気代は「133ワット÷1000×12時間×30円/キロワットアワー=約48円(1キロワットアワーあたりの電気料金を30円とする)」となります。
1日12時間、テレビをつけっぱなしにする生活を続けた場合に、1ヶ月で約1440円、1年では約1万7280円の電気代がかかる計算です。
電気代が気になるならテレビをこまめに消して代替品を探すことも必要
テレビの電気代が気になるようならば、時計やBGMの代わりとして、テレビをつけっぱなしにすることはやめたほうがよいでしょう。
テレビを見ないときは消すようにして、時計やBGMの代わりになる別のものを探すことをおすすめします。例えば、時間が分かりやすいように、目に留まりやすい場所に掛け時計を設置したり、スマホで時間を確認する習慣をつけたりする方法もあります。
「音楽を聴く代わりにテレビをつけている」という人は、テレビの音の感じが好きでそうしていることもあると思いますので、ラジオを代用することも検討してみましょう。
テレビの電気代をさらに節約する方法は?
テレビの電気代をさらに節約したいときは、テレビを消すときには主電源をオフにしたり、消費電力が少なくなるように、画面の明るさを設定したりしましょう。画面がホコリで汚れていると暗く見えやすいため、こまめに掃除することも大切です。
また、画面の明るさを自動で調節してくれる明るさセンサーや、一定時間操作しないと自動で電源がオフになる無操作電源オフ機能などが、テレビに搭載されている場合は、活用することをおすすめします。
12時間つけっぱなしだと1年で2万円近い電気代がかかることもある
製品にもよりますが、テレビを12時間つけっぱなしにしておくと、1日約48円、1年で考えると2万円近い電気代がかかることもあります。
実際にテレビを見ているのではなく、時計やBGMの代わりとして使用しているのであれば、別の方法で時間を確認したり、音を流したりする方法を考えたほうがよいでしょう。
また、省エネモードを活用するなど、テレビの電気代をさらに節約する方法も、試してみることをおすすめします。
出典
東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 テレビ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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