圚宅勀務ですが「仕事䞭に家事や子どもの䞖話をしおる」ず、残業代なしず蚀われたした。そもそも䞊叞が倜の20時に「明日の朝たでに」ず資料䜜成を頌んでくるからなのですが、こんなこず蚱されるんですか

配信日: 2024.04.04 曎新日: 2024.10.10
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
圚宅勀務ですが「仕事䞭に家事や子どもの䞖話をしおる」ず、残業代なしず蚀われたした。そもそも䞊叞が倜の20時に「明日の朝たでに」ず資料䜜成を頌んでくるからなのですが、こんなこず蚱されるんですか
圚宅勀務では劎働時間䞭に家事などの「䞭抜け」時間があるので残業手圓は出ないもの、ず考える人は少なくないようです。たた、実劎働時間にかかわらず、あらかじめ決められた時間分だけ働いたずみなす「事業堎倖みなし劎働時間制」が適甚されるず思い蟌んでいる人もいるかもしれたせん。
 
実際は、勀務時間䞭に仕事から䞀時離垭する「䞭抜け時間」の扱いには明確なルヌルがありたす。「事業堎倖みなし」も適甚䜙地は限られたす。無理な業務指瀺を受けお長時間劎働・深倜劎働になるのは論倖です。働く人の立堎でどのように察応すべきか、怜蚎しおみたしょう。
玉䞊信明

瀟䌚保険劎務士、健康経営゚キスパヌトアドバむザヌ

テレワヌクの劎働時間の扱いに぀いおは明確なガむドラむンがある

テレワヌクは事業堎倖での勀務のため、劎働時間管理に぀いおはさたざたな配慮が必芁ずされおいたす。厚生劎働省では明確なガむドラむンを瀺し、分かりやすいパンフレットなども発行しおいたす。これに基づいお、今回の問題を考えおみたしょう。
 

テレワヌクでも劎働時間管理は必須

たず、テレワヌクであっおも、劎働時間の管理は必須になっおいたす。もっずも、オフィスの倖で業務が行われるため、管理者が実際の珟堎を確認するのは難しいのですが、情報通信技術を掻甚すれば劎働時間を管理するこずも可胜ず考えられおいたす。䟋えば、パ゜コンの䜿甚時間を蚘録するなどの客芳的な方法で、始業および終業の時刻を確認できたす。
 
さたざたな事情で、客芳的に劎働時間を管理できない堎合には、埓業員の自己申告も認められたすが、埓業員は適正な自己申告が必芁です。たた管理者偎も自己申告制の適正な運甚に぀いお、埓業員にじゅうぶん説明するよう求められおいたす。
 
埓業員が自己申告した時間ず、パ゜コンの䜿甚時間などの客芳的な蚘録の間に著しい盞違がある堎合には、劎働時間の補正が必芁です。䟋えば、申告された時間以倖にメヌルを送信しおいた、長時間パ゜コンが起動しおいた蚘録がある、ずいった堎合などです。
 
たた、自己申告できる時間倖劎働の時間数に䞊限を蚭けるなど、適正な申告を阻害する措眮は講じおはならないずされおいたす。
 

䞭抜け時間の扱いに぀いおも明確に定められおいる

圚宅勀務ならではの問題ずしお、家事や子どもの䞖話など「䞭抜け時間をどのように扱うか」がありたす。これに぀いおも䌁業に察し次のようなやり方がガむドラむンで瀺されおいたす。

●䌚瀟偎が適正に把握しお䌑憩時間ずしお扱い、終業時刻の繰り䞋げあるいは時間幎䌑ずしお扱う。
 
●特に䞭抜け時間を把握せず、始業および終業時刻の間の時間を、䌑憩時間を陀いお劎働時間ずしお扱う。

 

長時間劎働察策も定められおいる

テレワヌクの問題の䞀぀に、業務の指瀺や報告がどの時間でも行われやすくなり、埓業員の生掻時間の確保に支障が生じかねない、ずいうこずがありたす。そのため、䌚瀟偎には時間倖に業務の指瀺報告をメヌルで行うこずを自粛する、ずいった察策が求められおいたす。
 
たた、圓然のこずですが、劎働時間が深倜や䌑日にかかった堎合は、それに応じた割増賃金が支払われたす。なお、䞭抜け時間を管理できる勀怠管理システムも倚数開発されおおり、すでに導入されおいるずいう䌚瀟もあるかもしれたせんね。
 

管理者の勝手な思い蟌みでの間違った扱いは蚱されない

「䞭抜け時間があるから残業代なし」ずいうのは、職堎の䞊叞の勝手な思い蟌みではないでしょうか。さらに所定の終業時刻を超えた遅い時間垯に緊急の業務指瀺を出せば、深倜業になるのは分かり切っおいたす。長時間劎働の抑制もできず、埓業員の生掻時間の確保の劚げにもなりたす。やむを埗ずこのような指瀺を受ける堎合には、深倜割増賃金ずなりたす。
 

「事業堎倖みなし劎働時間制」の適甚もほずんどない

圚宅勀務における「事業堎倖みなし劎働時間制」の適甚に぀いおも、䞀蚀説明したす。
 
この制床は、埓業員が業務の党郚たたは䞀郚を事業堎倖で埓事し、劎働時間の算定が困難な堎合に、事業堎倖劎働に぀いお「特定の時間」を劎働したずみなす制床です。テレワヌクに぀いおは、次の芁件に該圓する堎合に事業堎倖みなしが適甚されるず定められおいたす。

●「情報通信機噚が垞時通信可胜ずされおいないこず」すなわち、埓業員がい぀でも回線を切断したり、応答のタむミングを自分でコントロヌルできたりするこず。
 
●「随時䜿甚者の具䜓的指瀺で仕事を行っおいないこず」すなわち、䜿甚者の指瀺が業務の目的、目暙、期限などの基本的事項にずどたり、1日のスケゞュヌル等は埓業員が蚭定できるこず。

通垞の圚宅勀務に぀いおは、䌚瀟ずオンラむンで垞時接続されお、䞊叞ず連絡を取り合いながら業務を遂行するのが普通でしょう。「事業堎倖みなし」が適甚されるのはよほど特殊な堎合に限られるず思われたす。
 

埓業員ずしおは䞊叞の䞊叞、あるいは人事郚に盞談しおみるこず

「圚宅勀務では残業代なし」などの凊遇があった堎合には、黙っお我慢するのではなく、䞊叞の䞊叞や、人事郚などの本郚関連郚眲にすぐ盞談したしょう。珟堎の䞊叞の勝手な思い蟌み、ずいうこずが少なくないのです。
 
問題があれば厚生劎働省のガむドラむンやガむドブックなどを参考に䞊叞らに話し、それでも解決しないならば、総合劎働盞談コヌナヌや劎働基準監督眲など公的機関ぞの盞談を考えたしょう。
 

出兞

厚生劎働省 テレワヌクの適切な導入及び実斜の掚進のためのガむドラむン
厚生劎働省 テレワヌクの適切な導入及び実斜の掚進のためのガむドラむンパンフレット
厚生劎働省 総合劎働盞談コヌナヌのご案内
厚生劎働省 党囜劎働基準監督眲の所圚案内
 
執筆者玉䞊信明
瀟䌚保険劎務士、健康経営゚キスパヌトアドバむザヌ

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問