更新日: 2024.10.10 働き方
会社の広報担当になったので、新しい挑戦として芸能人起用のウェブ広告を作りたいと思います。メリットや費用を教えてください!
自社で芸能人を起用したウェブ広告を発信した場合、高額な費用がかかることを想定しなければなりません。そこで、本記事では芸能人起用のウェブ広告における費用対効果について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
広告などに芸能人を起用する費用
芸能人を広告に起用するための費用は、その芸能人の知名度や経験値などによって異なります。
・芸能人を起用する際に目安となる費用
芸能人を起用する場合、知名度が高いほど費用も高額になります。例えば、大御所俳優など有名芸能人を起用する際には、1500万円以上の費用が必要になる場合があります。
人気アイドルやお笑い芸人などを起用する費用は500万円以上、高ければ1200万円前後かかるのが目安といえます。ただ、起用する芸能人は自社のイメージに合った人物である必要があるため、場合によっては選択できる幅が狭くなるケースもある点は注意が必要です。
・そのほかにかかる費用
芸能人の出演料以外に、ウェブ広告の撮影場所のレンタル費、スタイリストやヘアメイク費、撮影場所までの交通費、撮影が長引く場合はケータリング費なども必要です。初めて芸能人起用のウェブ広告を活用する場合は、芸能人起用のウェブ広告に詳しいキャスティング会社などに相談するのもよいでしょう。
ウェブ広告に芸能人を起用するメリット
芸能人の起用は高額なコストがかかるだけに、費用対効果を知っておきたいところです。前述したように、芸能人を起用したウェブ広告は莫大(ばくだい)な費用がかかると考えなければなりません。
ただ、費用面でいえば、ウェブ広告は雑誌やテレビなどの広告、CMよりも費用を抑えられる可能性があります。例えば、人気タレントを起用した実際のウェブ広告では総合視聴回数が2億回以上となっており、費用対効果も高いといえるでしょう。
・自社の知名度アップ
芸能人を起用することで自社の知名度が向上し、商品・サービスなどの売り上げにつながる可能性が高まります。例えば、人気アイドルや俳優を起用した場合はファンも多いため、自社の商品やサービスに興味をもってもらえることが期待できるでしょう。
また、ターゲットにしたい顧客層のファンが多い芸能人を起用するのもひとつの方法です。自社の知名度がアップすれば、口コミなどでも商品・サービスの情報がひろがるため、広告などに関わる費用を抑えることも期待できます。
・芸能人を見たときに商品・サービスがイメージできる
ターゲット層がウェブ広告を見る機会が多いほど、「起用した芸能人=自社商品・サービス」というイメージにつなげられます。
例えば、いわゆる大御所タレントと呼ばれている芸能人が普段のイメージと異なるCMに起用されているケースです。普段のイメージと異なるほど強く印象に残りやすく、「その芸能人=商品・サービス」といったイメージが思い浮かびやすくなります。
・ファンが商品・サービスを購入する可能性が高まる
好きな芸能人が使用している商品・サービスを体験してみたいと考えた経験がある人もいるのではないでしょうか。こういったファン心理が働いたとき、自社商品・サービスの売り上げにつながるかもしれません。
ウェブ広告での芸能人起用は費用対効果が高いと考えられる
企業差はありますが、一般的に芸能人、特に人気のある芸能人を起用したウェブ広告では億単位の視聴回数を得られるケースもあり、費用対効果が高いと考えられます。
また、それだけ注目も浴びるため、自社の知名度アップや商品・サービスの売り上げアップにつながる可能性もあります。ウェブ広告にかかる費用や自社にマッチした芸能人の選択などを相談できるキャスティング会社に依頼するのもひとつの方法といえるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー