更新日: 2024.10.10 その他家計

【平日のランチ代】「いつも外食ランチ」と「弁当持参」1年でどのくらいの差が出る?

【平日のランチ代】「いつも外食ランチ」と「弁当持参」1年でどのくらいの差が出る?
節約といえば、外食を避けるために、自分で作ったお弁当を会社に持って行く方もいるでしょう。
 
しかし、お弁当作りは手間もかかり毎日続けるのが難しく、途中でやめてしまう方もいます。ですが「手作りのお弁当」は「外食」、に比べ節約効果が期待でき健康的です。
 
本記事では、オフィス勤めの社会人が費やすランチ代の平均額と、手作りのお弁当の平均額を比較してどれだけ節約ができるのかを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ランチ代の平均金額

株式会社イードが、20〜60代のオフィスで仕事をしている会社員、男女498人を対象に行った「会社員のランチ代についてのアンケート調査」によるランチ代の平均額を年代・男女別に表1にまとめました。
 
表1

1日あたりの平均額 1年あたりの金額
20代 543.6円 19万8414円
30代 605.6円 22万1044円
40代 549.5円 20万567円
50代 592.8円 21万6372円
60代 642.9円 23万4658円
男性 561.8円 20万5057円
女性 584.1円 21万3196円
全体 575.8円 21万167円

※株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」を基に筆者作成
 
男女別に見るとランチ代は女性の方が22.3円高い結果となりました。また、年代別で見ると、20代が一番低く、一番高60代とは、99.3円の差があります。表2では「ランチで主に食べているものは何ですか?」という質問の回答とその割合をまとめました。
 
表2

手作りのお弁当 32.3%
近くの飲食店 21.5%
テイクアウトやデリバリー 3.8%
コンビニ 22.9%
近くのお弁当屋 7.4%
社員食堂 7.8%
その他 4.2%

※株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」を基に筆者作成
 
同調査によると、ファストフード店や定食屋などのハンバーガーやパスタ、うどん、日替わり定食を食べている方や、コンビニで、おにぎりやパン、弁当、カップラーメンなどを買って食べる方などさまざまです。
 
ランチでは、弁当を持参している方は少なく、外食やコンビ二で済ませている方の方が多い傾向にあります。
 

手作り弁当1食あたりの平均額

株式会社ニチレイフーズが、対象者20〜60代の男女、約3万3000人を対象に行った「お弁当事情に関する調査」によると、手作り弁当にかかる費用の全国平均は一食あたり「231.5円」です。
 
「会社員のランチ代についてのアンケート調査」によるランチ代の全体平均「575.8円」と比較すると、年間で「約12万5600円」の節約ができています。
 
お弁当の平均額が一番低い都道府県は「三重県(192.5円)」、一番高い都道府県は「東京都(257.5円)」でした。都内の方が物価が高いため、お弁当の平均額も高い傾向にあります。
 
また、東京都はデリバリーやお弁当の移動販売などを利用する方が多いことから、お弁当を作っている都道府県ランキングでは最下位でした。
 

お弁当は節約だけでなく健康面でもメリットが!

お弁当は、節約の効果があるだけではなく、健康面やダイエット効果も期待ができるため、一挙両得だと言えるでしょう。
 
また、外食に比べてその日の自分の体調に合わせたいときや、ダイエットをしたいときなどに、野菜の種類や、おかずやご飯の量などを自分自身で調節することができます。お弁当で自分の健康管理ができるため、カロリーや栄養バランスを気にしている方は、お弁当が向いているでしょう。
 
しかし、健康の意識がないと、栄養バランスが偏る場合もあるので注意しましょう。
 

外食に比べて手作り弁当は約12万5000円も節約できて健康的!

ランチを「手作りのお弁当」と「外食」で済ませる場合では、「手作りのお弁当」の方が年間で約12万5000円も節約ができる結果になりました。手作りのお弁当は、安く済むだけでなく、健康にも良いと言われています。
 
皆さんそれぞれ毎日忙しい日々を送っているため、お弁当を作るのは大変ですが、節約と健康のためにこれからも頑張って続けてみてください。昨晩の残りおかずを使ったり、作り置きをしたりしておくなどの工夫を取り入れると、手間や負担を省けるでしょう。
 

出典

株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」
株式会社ニチレイフーズ「お弁当事情に関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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