更新日: 2024.06.07 家計の見直し

夫の晩酌代が月2万円以上かかります。半分くらいに抑えてほしいと思うのですが、いい方法はありませんか?

夫の晩酌代が月2万円以上かかります。半分くらいに抑えてほしいと思うのですが、いい方法はありませんか?
夫の晩酌代が高く、家計が苦しいとお悩みの方は多くいるでしょう。晩酌は夫婦のコミュニケーションツールとしても大切な場面もある一方で、生活費の面では負担が大きくなってしまうこともあります。そこで本記事では、夫の晩酌代を上手に節約する方法をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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毎月の晩酌代はいくら?

株式会社カクヤス(東京都北区)が運営する「カクラボ調査隊」が2021年12月には、カクヤスメールマガジンの登録ユーザー482名を対象とした、家飲みと家計についてアンケート調査を行いました。
 
その結果、最も多かったのは「5000円~1万円」で29.3%、次いで「1万円~2万円」が24.7%、「2万円以上」が16.2%、「1000円~5000円」が15.4%、「特に決まっていない」が12.0%、「1000円未満」が2.5%という結果になりました。
 
この結果から、今回の晩酌代が月2万円以上はアンケート結果の上位16.2%に該当するため、多くの家庭よりもかなり高額であるということが分かります。一般的な家飲み代の範囲に抑えるために、夫の晩酌代を半分以下にする努力が必要です。
 

2023年度と2024年1月~3月期における外食・酒類費用の比較

総務省「家計調査」で2023年度と2024年1月~3月期における、1世帯当たり1ヶ月間の外食・酒類費用を比較してみましょう。
 
図表1

2023年度 2024年1月~3月期 前年比
外食費用 1世帯当たり1万1559円/月 1世帯当たり1万1908円/月 3.0%増
酒類費用 1世帯当たり2952円/月 1世帯当たり2653円/月 10.1%減

総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯」2023年、2024年1月~3月期をもとに筆者作成
 
2023年度と比較して、2024年1月~3月期の外食に充てた費用は1世帯当たりで約3%増加しました。これは、各家庭がより外食に多くのお金を使うようになったことを示しています。しかし、食品価格や光熱費、外食産業の価格上昇が原因である可能性もあります。
 
同じ期間に、酒類に充てた費用は1世帯当たりで約10%減少しました。これは、家庭がアルコール消費を減らしたか、またはより安価な酒類を選んでいるといえるでしょう。物価上昇や経済状況への不安から、家計支出を節約する意識が高まっている傾向が見て取れます。
 

夫の晩酌代を節約する方法

夫の晩酌代を節約するには、いくつかの方法があります。 以下に、具体的な方法をいくつかご紹介します。
 
・家飲みを習慣にする
外食での晩酌を控え、家飲みを習慣にすることで、費用を抑えることができます。
 
・お酒の種類を見直す
高価なお酒を控えて、比較的安価なお酒を選ぶことで、費用を抑えることができます。
 
・量を減らす
1日の晩酌量を減らすことで、費用を抑えることができます。健康のためにも、適量を守ることが大切です。
 
・ノンアルコール飲料を取り入れる
ノンアルコール飲料を取り入れることで、お酒の量を減らすことができます。最近はノンアルコール飲料の種類も豊富なので選ぶ楽しさもあるでしょう。
 
・一緒に節約に取り組む
夫婦一緒に節約チャレンジを行い、その成果を何か楽しい活動に使うというのも一つの方法です。一緒に行えば、節約も楽しくなるでしょう。
 

晩酌代を節約することは家計を改善し、夫婦円満に解決するための重要なステップ

晩酌代を節約することは家計を改善し、夫婦円満に解決するための重要なステップです。 本記事の方法を参考に、無理のない範囲で節約に取り組んでみてください。ただし、無理に抑えすぎず、お互いが楽しめる範囲での節約を心掛けましょう。
 
また、晩酌代について夫婦で話し合うことも大切です。 お互いの意見を尊重し、納得できる解決策を見つけるようにしましょう。夫婦で協力して、晩酌代を上手に節約することで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。
 

出典

株式会社カクヤス カクラボ調査隊 家飲みと家計について大調査
総務省 家計調査 家計収支編 総世帯 2023年 表番号1
総務省 家計調査 家計収支編 総世帯 2024年 1~3月期
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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