更新日: 2024.07.09 家計の見直し

【1ヶ月の食費】家族4人で毎月の食費が「7万」です。どうしたらうまく節約できますか?

【1ヶ月の食費】家族4人で毎月の食費が「7万」です。どうしたらうまく節約できますか?
家庭の1ヶ月の食費が多いと気づいたとき、「どうすればもっと節約できるのだろう?」と考える方は多いのではないでしょうか。食費の節約にはちょっとした工夫と計画が必要です。本記事では、無理なく、そして効果的に食費を抑えるための具体的な方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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二人以上世帯の1ヶ月の食費は8万6554円

総務省の「家計調査報告(家計収支編)」令和5年の二人以上世帯における食費の平均は8万6554円でした。1ヶ月の食費が7万円であれば、平均よりも1万6554円も食費を節約できていることになります。
 

食費の節約方法

食費を節約するための方法は、いくつかあります。以下で、主な方法について紹介します。
 
・まとめ買いをする
一度に大量に買うことで、単価が安くなる場合があります。ただし、食材が腐らないように注意が必要です。
 
・買い物リストを作る
無計画な買い物は、無駄遣いを生む可能性があります。必要なものだけをリストアップしてから買い物に行くと、節約につながります。
 
・お店を厳選する
同じ商品でも、お店によって価格は異なります。価格の安いお店を選ぶことで、節約できます。
 
・お買い得商品を活用する
特売品や割引商品を上手に利用すると、食費を抑えられます。
 
・自炊をする
外食は、コストが高くなりがちです。自宅で料理をすることで、食費を節約できます。
 
・献立をあらかじめ決める
食材を無駄にしないためには、献立を事前に決めておくことが有効です。
 
・安い食材を把握しておく
季節の野菜や安価な食材を上手に使うことで、食費を抑えられます。
 
・食材の在庫を整理整頓する
冷蔵庫の中を整理することで、食材の使い忘れを防げます。
 

支払い方法を選んで節約に

買い物の際に気を付けたいのが、支払い方法です。多くのスーパーやドラッグストア、飲食店ではキャッシュレス決済が利用でき、クーポンを活用することでお得に買い物ができます。
 

キャッシュレスで購入し、ポイントを貯める

買い物はできるだけキャッシュレス決済を利用し、ポイントを貯めることを意識しましょう。決済方法によって異なりますが、支払金額に応じてポイントが付与されます。
 
例えばポイント還元率が0.5%で、毎月の食費のうち3万円をキャッシュレス決済で支払った場合は、150ポイント貯まります。貯めたポイントは次回の支払いに利用できるため、結果として食費を削減することができます。
 

クーポンを活用する

多くのスーパーやドラッグストアは、アプリなどを通じてクーポンを提供しており、これを活用することでさらにお得に買い物ができます。クーポンは、各店舗のアプリで入手可能です。これらのアプリを活用して、効率的にクーポンを取得し、賢く節約しましょう。
 

食品のムダを減らすため食材を最後まで使い切る

食材を最後まで使い切るための方法は、いくつかあります。以下で、主な方法をいくつかご紹介します。
 
・まとめ買いを避ける
節約にはまとめ買いは有効ですが、その一方で一度に大量に買うと食材が腐ってしまう可能性があります。買い物をするときは、必要な量だけを買うようにしましょう。
 
・食材の在庫を管理する
冷蔵庫の中を定期的にチェックし、賞味期限が近い食材を優先的に使うようにしましょう。
 
・食材を小分けに冷凍する
食べきれなかった食材や調理済みの総菜などは、小分けにして冷凍すれば、最後まで便利に使い切ることができます。
 
・残り野菜一掃メニューを持つ
傷みそうだったり、中途半端に残ったりした野菜を全部まとめて入れてもおいしくて、簡単に作れる鉄板メニューを持つとよいです。例えば、ピザ、お好み焼き、ナムル、ピビンパ、スープなどがあります。
 
・すぐに食べられるようにする
買ったその日に下ごしらえしてから冷蔵庫に入れたり、冷蔵庫内のしまい方を工夫するなどのひと手間だけで、調理が面倒ということで腐らせたり、使い忘れたりするのを防止できます。
 

自分に合った食費の節約方法をチェックしてみよう

冒頭で記載したように月7万円の食費というのは、二人以上世帯の食費の平均より1万6554円も少ない金額です。これは、大変素晴らしい節約術があっての結果でしょう。
 
食材の買い方や支払い方法などに目を向けると、節約できる点がいくつかあるはずなので、本記事などを参考にチェックしてみましょう。ただし、節約にとらわれすぎず、楽しくおいしい食卓を囲むことも大切です。例えば、節約できた分を自分たちへのご褒美にしたり、旅行資金にしたりするのもよいでしょう。
 

出典

総務省 家計調査報告(家計収支編) 2023年(令和5年)平均結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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