更新日: 2024.07.09 貯金

一人暮らしの貯蓄額はどのくらい?独身の方の貯蓄事情について

一人暮らしの貯蓄額はどのくらい?独身の方の貯蓄事情について
一人暮らしの人々は、どのくらいの貯蓄をしているのでしょうか。今回は、経済的に余裕のある独身者がどの程度の貯蓄を持っているのか、その実態に迫ります。自分の貯蓄が平均的なのか、それとももっと貯蓄を増やすべきなのか、この記事を通じて見極めてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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平均貯蓄額は

独身者の平均貯蓄額はどのくらいでしょうか。家計の金融行動に関する世論調査によると、表1のように金融資産の保有額は非常に幅広い分布を示しています。
 
表1

金融商品保有額 預貯金 保険 有価証券 その他金融商品 中央値
941万円 408万円 129万円 372万円 31万円 100万円

家計の金融行動に関する世論調査2023年「金融資産の保有額」を基に筆者作成
 
表2

金融資産保有額 世帯数
0円 900
1~100万円 316
~500万円 446
~1000万円 227
~2000万円 217
~3000万円 116
~4000万円 72
~7000万円 48
~9000万円 24
~1億円 12
1億円以上 31
無回答 64

家計の金融行動に関する世論調査2023年「2023 年における金融資産保有額の分布」を基に筆者作成
 
この調査によれば、金融資産保有額の平均値は941万円ですが、約8割は平均値以下の資産を保有しています。中央値は100万円となっており、非常に多くの世帯が100万円以下の金融資産を保有していることが分かります。
 
また、金融資産保有世帯は1536世帯、非保有世帯(保有額=0万円とみなす)は900世帯でした。この結果から、多くの独身世帯はそれほど高額な金融資産を持っていないことが伺えます。したがって独身の平均貯蓄額は、全体の傾向から見ると高額な資産を持つ少数の世帯によって押し上げられているものの、多くの人は控えめな貯蓄額であることが分かります。
 

貯蓄を増やすためにできること

貯蓄を今より増やしたいなら、まずは現状の支出を見直すことが重要です。意外と無駄遣いが多いことに気づくかもしれません。
 

生活費の見直し

収入が多くても、生活費が高ければ貯金や貯蓄に回すお金を作るのは難しくなります。貯金や貯蓄を増やしたいなら、まず生活費を見直し、節約できる部分を見つけましょう。特に効果的なのは、毎月・毎年一定額がかかる固定費の見直しです。
 
固定費には、住居費、水道光熱費、通信費、保険料、教育費、サブスクリプションサービス利用料などがあります。固定費を節約すれば、その分貯金や貯蓄に回せるお金が増えます。
 
例えば、エアコンや掃除機のフィルターをこまめに掃除する、冷蔵庫を無駄に開けない、といった工夫で電気代を節約できます。通信費などの契約プランを見直し、ライフスタイルに合ったプランに変更することも節約につながるでしょう。
 

ライフイベントにかかるお金の目安を知る

人生には結婚や出産、住宅購入や車購入さらには退職、介護など、さまざまなライフイベントがありお金がかかります。長期的な視点で、将来のライフイベントにどのくらいのお金が必要かを把握し、資金計画を立てることが大切です。
 
大きな出費が予想されるライフイベントに関連付けて必要な費用を把握しておくことで、モチベーションを維持しながら貯金に取り組むことができます。また貯蓄をしていくことで予期せぬケガや病気、収入減、自然災害などのリスクにも備えられます。
 

投資を考える

資産形成の手段として、投資にも目を向けてみましょう。株式投資などは少額から始められるものもあります。企業によっては、自社製品や優待券を提供する株主優待制度もあり、配当金以外のメリットもあります。
 
ただし、投資にはリスクが伴うので注意が必要です。投資を始める前には、商品の内容やリスクを十分に理解してから、無謀なチャレンジはせず少額から始めることをおすすめします。
 

平均貯蓄額941万円/中央値は100万円

独身者の平均貯蓄額は2023年のデータによると、941万円です。これはあくまでも平均値であり、多くは100万円以下の金融資産しか保有していないことが分かります。全体の傾向から見ると高額な資産を持つ少数の世帯によって平均は押し上げられているものの、多くの人は控えめな貯蓄額です。
 
貯蓄を増やすためには、まず現状の支出を見直し、生活費やライフイベントにかかるお金を把握することが大切です。また、投資についても検討してみるのも良いでしょう。
 

出典

知るぽると 「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(単身世帯調査)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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