更新日: 2024.10.10 その他家計
毎日テレビをつけっぱなしで寝る夫。年間どれだけ電気代を損している?
1度や2度ならまだ許せるかもしれませんが、毎日同じことを繰り返されると電気代をどのくらい損しているのか不安になることでしょう。
本記事では、毎日テレビをつけっぱなしで寝た際にかかっている電気代についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
毎日テレビをつけっぱなしにして寝たときの電気代
今回はテレビの消費電力を285ワット、電気代料金単価は東京電力エナジーパートナーのホームページを参考に30円と仮定して計算します。
1時間使用すると0.285キロワットアワーとなり、1晩で8時間つけっぱなしで寝ると約2.3キロワットアワーとなるため、電気代は約68円かかります。毎日365日テレビをつけっぱなしで寝ると、年間で2万4820円も損している計算になります。
ただし、テレビの消費電力は、製品の種類やサイズによっても異なるため、詳しくは商品ページのスペックを見て、確認することがおすすめです。
無駄な電気代を払わないためには、必ずテレビの電源は消してから寝るようにしましょう。
テレビをつけっぱなしで寝ると睡眠に悪い影響を及ぼす可能性がある
テレビをつけっぱなしで寝ると、無駄な電気代が発生するだけでなく睡眠に悪い影響を及ぼすおそれもあります。良質な睡眠を取りたい方は、つけっぱなしで寝ることは避けましょう。
人間は、睡眠で1日の疲れた体や脳を休ませる必要があります。しかし、テレビをつけっぱなしで寝ると、光や音の刺激を無意識に受け取ってしまうのです。寝れば休めると思っている方もいるかもしれませんが、目を閉じていてもわずかな刺激を受けると完全には休めないため注意しましょう。
テレビの電気代を少しでも安くするポイントとは
電気代を少しでも安くするには、日々無駄な使い方をしていないか確認することが大切です。電気代を少しでも安くするためのポイントをおさえましょう。
音量を上げすぎずこまめに電源をOFFにする
音量を上げすぎると電力も多く必要になるため、不必要に大きくするのは避けましょう。また、リモコンを操作していない状態でも電力は消費されています。
そのため、テレビを消すときは主電源をオフにすることが大切です。旅行などで長期間テレビを使用しないときは、主電源をオフにすることで待機電力の節約につながるといわれています。
画面はこまめに掃除し明るさの調節をする
画面にホコリがたまっていると、見えづらくなり画面の明るさ調節を上げてしまいます。テレビの画面は静電気によるホコリが付きやすく、すぐに汚れやすいので1週間に一度くらいの頻度で掃除をしましょう。
画面の明るさ調節ができればこまめに変更することがおすすめです。映像モードが選択できるタイプなら、標準モードやダイナミックモードなど見るジャンルに合わせて選択してください。ただし、ダイナミックモードなどは画質がよい分、消費電力も大きくなることを理解しておきましょう。
省エネモードを活用する
一般的なテレビには、さまざまな省エネモードが搭載されています。部屋の明るさに合わせて、画面の明るさを自動で調整してくれる「明るさセンサー」は必要のない電力を節約してくれます。
また、「無信号・無操作電源オフ機能」が搭載されていれば、一定時間操作をしないと自動的に電源をオフにしてくれるため、万が一の消し忘れにも安心できるでしょう。
省エネモードや映像モードは、メーカーやテレビの種類によって異なるため、購入前に確認しておくことが大切です。
寝ている間にテレビをつけっぱなしにすると年間2万4820円の電気代がかかる可能性があります
毎日テレビをつけっぱなしにして寝ると、1年で2万4820円もの金額を無駄にする可能性があります。テレビの種類によって消費電力は異なりますが、毎年性能のよいテレビが開発され、画素数も上がっています。
いくら省エネモードが搭載されていても、寝ているときにテレビをつけっぱなしにしていてはお金の無駄です。必ず寝る前に消す習慣を付けるか、タイマーなどを活用して無駄をなくしていきましょう。
出典
TEPCO 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B・C
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー