夫は毎朝シャワーを浴びます。これをなくした場合、1ヶ月の光熱費はどれくらい変わるのでしょうか?
配信日: 2024.07.31 更新日: 2024.10.10
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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シャワーの光熱費:プロパンガスと都市ガスで金額の違いは?
光熱費はプロパンガスと都市ガスでどれくらい変わるのでしょうか? プロパンガス料金消費者協会が提供しているデータをご紹介します。
出典:一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 お風呂のガス代を劇的に節約する方法
都市ガスを使用した場合、10分間のシャワーでかかる1日のガス代は約45円、水道代は24円となり、合計で約69円の光熱費が必要です。
一方、プロパンガスを使用すると都市ガスよりも料金が高くなるため、10分間のシャワーでかかる1日のガス代は約87円、水道代は同じく24円で、合計で約111円の光熱費がかかります。
シャワー時間が2倍になると、料金も2倍に増加します。暖かい季節は比較的短いシャワーで済むことが多いですが、寒い季節は体を十分に温めるため、シャワー時間が長くなる傾向があります。
毎朝のシャワーをやめた場合の具体的な節約額は?
毎朝シャワーを浴びた場合の光熱費について、1日、1ヶ月、1年単位でまとめました。下記の表をご覧ください。
使用時間 | 1日の光熱費 | 1カ月間の光熱費 | 1年間の光熱費 |
---|---|---|---|
10分間 | ※ 69円/111円 | 2070円/3330円 | 2万5185円/4万515円 |
20分間 | 138円/223円 | 4140円/6690円 | 5万370円/8万1395円 |
30分間 | 207円/334円 | 6210円/1万20円 | 7万5555円/12万1910円 |
※ 都市ガスを使用した場合の光熱費/プロパンガスを使用した場合の光熱費
※1ヶ月30日で計算した場合
毎朝シャワーを浴びると、年間でかなりの光熱費になります。シャワーの回数を減らしたり、時間を短くしたりすることで、1年を通して大幅に節約できます。
前日に入浴していない場合は、朝のシャワーが必要かもしれませんが、寝汗を流したいときやさっぱりしたいときは、ぬれタオルで体を拭くだけでも意外とスッキリします。
簡単にできるシャワーの節約方法
シャワーの使い方を工夫することで、光熱費を節約できます。わずかな工夫でも、長期的には大きな節約につながります。ここでは、簡単に実践できる節約方法をご紹介しますので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。
(1)使用時間を短くする
湯船に浸かる場合は、長時間の入浴でも光熱費にはあまり影響しませんが、シャワーは長く使うほど光熱費が増えます。朝のシャワーはリラックス目的ではなく、必要最小限の使用に抑えましょう。
(2)設定温度を下げる
シャワーの設定温度を下げることで、ガス代を節約できます。例えば、シャワー時間が10分の場合、設定温度を42℃から40℃に温度を下げると、約16円の節約になります。快適さを損なわない程度に、できるだけ低い温度に設定しましょう。
(3)冷たい水からお湯に変わるまでの水を再利用する
シャワーの冷水がお湯に切り替わるまでの水を「捨て水」と呼びますが、長い目で見るとかなりのムダになります。お湯になるまでに10〜15秒ほどかかる場合、約2リットルの水が流れます。これを1ヶ月続けると、60リットルもの水が捨てられることになります。
このキレイな水をムダにしないために、洗濯や植物の水やりなどに再利用するとよいでしょう。
まとめ
1回のシャワーで使用するお湯の量は意外と多いものです。普段は実感しづらいかもしれませんが、湯船にためたお湯で髪や体を洗い流すと、その消費量がよく分かります。一度、自分がどれくらいのお湯を使っているのか確認してみてください。
また、シャワーの時間を短くすることは節約につながりますが、洗い残しがあってはいけません。髪や体、顔を洗う際には、こまめにシャワーを止めるなど、ムダ使いを避けて無理のない節約を心がけましょう。
出典
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 お風呂のガス代を劇的に節約する方法
東京ガス株式会社 バスルーム・トイレを使う
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー