更新日: 2024.08.11 家計の見直し

ママ友が「食材は週末にまとめ買いしてるの」と言っていました。1週間に1回食材をまとめ買いするのと週2、3回に分けて買うのとでは何が変わるのでしょうか?

ママ友が「食材は週末にまとめ買いしてるの」と言っていました。1週間に1回食材をまとめ買いするのと週2、3回に分けて買うのとでは何が変わるのでしょうか?
物価高による家計への圧迫がよく話題に挙がりますが、特に食費は家計の大部分を占めています。食費を節約するうえで、まとめ買いや都度買いのような買い物の仕方は重要な要素のひとつです。
 
しかし、節約のための効果的な買い物方法を知らない方は多いでしょう。そこで、本記事ではまとめ買いと都度買いにおけるメリットや両者の違い、まとめ買いをする際のポイントについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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食材をまとめ買いするメリット

1週間に1回など、食材をまとめ買いすることで得られるメリットは以下の通りです。


・1週間の献立を組み立てやすい
・食費の計算がしやすくなる
・計画的に食材を消費できる
・無駄遣いが減る
・時間の節約になる
・価格によっては大きく節約できる

まとめ買いをする場合は食材を計画的に消費する必要があるため、仕事が規則的で急な外食の予定が入りにくい人に向いています。また、食材をある程度長めに保存する必要性から、休日などにまとめて下処理や調理ができる人向けでしょう。
 
事前にある程度の献立を考えたうえで買い物することに加え、買い物に行く回数自体が少ないため、無駄遣いを防げる点がまとめ買いの大きなメリットです。価格が安いときにまとめて食材を購入すれば、食費の節約にもつながります。
 

食材をこまめに都度買いするメリット

毎日や1週間に2回から3回など、食材を都度買いするメリットは以下の通りです。


・直近で使うものだけ購入できる
・食材の管理がほどほどでいい
・価格が安い日に購入しやすい
・食材の鮮度を保ちやすい
・外出や運動の習慣がつく
・その日の気分で献立を決められる

都度買いでは当日や数日で必要なものだけを購入するため、食材のロスが出にくい点が大きなメリットです。まとめ買いほど自宅にある食材に気を配る必要がないため、食材の管理や手元の食材から献立を組み立てることが苦手な人に向いているといえるでしょう。
 
買い物に行く回数が増えるため、お菓子やジュースなどの嗜好品の度重なる購入で出費が増える危険性があります。あらかじめ購入する商品をメモしておくなど、注意と対策が必要です。
 

まとめ買いするためのポイント

まとめ買いをすれば余計な出費を抑えつつ、無駄なく食材を利用してお得に毎日の食事を用意できます。食費の管理もしやすくなるため、節約にもつながりやすいでしょう。
 
1週間に1度のまとめ買いをうまく活用するポイントを以下にまとめました。


・必要な分だけ買い物して無駄をなくすため、1週間分の献立をある程度考えておく
・食品ロスを生まないよう、冷凍などを駆使しながら保存方法に気を配る
・無駄な買い物をしないように、まとめ買いをしたら極力買い物には行かない

まとめ買いのポイントは、どれだけ無駄な買い物をせずに、購入した食材を有効活用できるかどうかでしょう。まとめ買いをしても食材が減らずに回転が悪いと感じた場合は、無駄な買い物をしているか食材を有効活用できていない可能性があります。
 
手元にある食材で料理を作ることができるようになると、食材を効率的に消費できます。結果的に、まとめ買いでうまく食材が回るようになるでしょう。慣れない場合は1週間に2回の買い物など、期間を短めに設定することもおすすめです。
 

食費を抑えるならまとめ買い

食費管理のしやすさと無駄な買い物を防げるという点で、食費を抑えて家計の助けにしたい場合はまとめ買いの方が適しているといえます。しかし、まとめ買いと都度買いにはそれぞれのメリットがあるため、一方だけが優れているとはいえません。それぞれに向き不向きもあるでしょう。
 
食材の有効活用や効果的な保存など、まとめ買いのメリットを最大限に活かすためにはある程度の慣れやポイントを抑えることが必要になります。かえって食材を無駄にしてしまう可能性もあるため、定期的な見直しを心がけましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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