更新日: 2024.10.10 その他家計

仕事終わりに「コンビニ」で”ビール”を買って飲むのが楽しみです。妻からは「スーパーで買って欲しい」と言われますが、どれぐらい節約になるのでしょうか?

仕事終わりに「コンビニ」で”ビール”を買って飲むのが楽しみです。妻からは「スーパーで買って欲しい」と言われますが、どれぐらい節約になるのでしょうか?
毎日の晩酌に缶ビールを飲む方は多いでしょう。しかし、パートナーから「支出を抑えてほしい」と言われれば、飲む頻度を減らすか、別の場所で買うしかありません。今回は、コンビニとスーパーの缶ビールの価格を検証します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ビールの価格はコンビニとスーパーでどれくらい違う?

一般的に、コンビニの商品は割高といわれています。おにぎりやサンドイッチといった軽食はもちろん、酒類も例外ではありません。とくに缶ビールのように高頻度で飲むものは、たった数円の違いでも年間にすると大きな差が生まれます。
 
コンビニとスーパー(ネットスーパー)で売られている缶ビールの価格は、表1の通りです。
 
表1

商品 1本あたりの価格(税込み)
ネットスーパーの商品A 約215円
コンビニの商品A 約265円
ネットスーパーの商品B 約182円
コンビニの商品B 約224円
ネットスーパーの商品C 約170円
コンビニの商品C 約224円
ネットスーパーの商品D 約187円
コンビニの商品D 約224円

出典:ネットスーパーとコンビニ各社の価格より筆者作成
 
上記で比較してみると、スーパーではビールの価格が銘柄によって変動しますが、コンビニでは一部を除いて224円に統一されていることが分かります。1本あたり最大で54円の差があるため、毎日飲む場合は年間の費用に大きな差が生まれるでしょう。
 
商品Bを1年間(365日)毎日1本ずつ飲み続けたときの費用は、スーパーで購入すれば6万2050円で、コンビニで購入すれば8万1760円です。コンビニからスーパーに変えるだけで、1年あたり1万9710円節約できます。
 
ただし、分類上「ビール」にあたる商品の価格の場合です。ビールにはほかにも「発泡酒」や「第3のビール」などの分類もあり、比較的低価格で入手できます。もともとの価格が安い分、価格差はビールよりも小さいでしょう。
 

ビールを安く入手する方法

ビールはコンビニよりもスーパーで買ったほうが節約に効果的です。ただし、スーパーが必ず安いとは限りません。店舗によって販売価格は変わります。ここからは、購入先をコンビニからスーパーに変える方法とは別に、ビールを安く入手する方法を解説します。
 

ばら売りではなくケースで買う

缶ビールは賞味期限が長いため、高頻度で飲まない場合でもケースで買ったほうがお得です。多くの場合、缶ビールは6本または24本入りのケースで売られており、スーパーなら24本入りのものが売られていることも珍しくありません。
 
基本的には本数が多いほど価格が安くなるため、まとめ買いしておいたほうがよいでしょう。
 

ネット通販のセールイベントを利用する

ビールはネット通販でも購入できますが、基本的に割高です。しかし、通販ではタイムセールやポイント還元のイベントを頻繁に実施しているため、タイミングが合えばスーパーよりも安く入手できる可能性があります。ネットショッピングで貯まったポイントを使うと、より安く購入できる場合もあります。
 

金券ショップでビール券を買う

金券ショップは、切手や交通切符といった金券類を割安で入手できる場所です。金券ショップではビールと引き換えができる「ビール券」を取り扱っていることがあり、ビール券を購入して支払時に利用すれば、安くビールを入手できます。
 
まとめ買いで割引がある金券ショップやオンライン金券サイトもあるため、調べてみましょう。
 

ビールの頻度を落とすのも効果的

毎日ビールを飲むと糖質やアルコールを摂取しすぎる可能性があるため、健康面を気にするならビールを飲む頻度を落としましょう。1日1本から、2日おきに1本に変えるだけでも、健康リスクの防止と節約につながります。
 
また、節約したい場合には発泡酒や第3のビールへ変える方法もありますが、お気に入りの銘柄を買いたいときは、ケースで買ったりコンビニで買うのを止めたりすることで節約につながります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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