同僚が「自動販売機」で収入を得ているそうです。どのくらい儲かるのでしょうか?そもそもどうやってオーナーになるのでしょうか?
配信日: 2024.10.10
自動販売機を設置するには、場所だけをメーカーに貸して一定の利用料を得る方法と、自動販売機そのものを買い取りして設置する方法の2種類があります。自動販売機の設置を検討している場合、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
本記事では、自動販売機のオーナーになる方法について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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自動販売機のオーナーになる方法
自動販売機は、設置しておくだけで一定の売り上げが見込めます。光熱費は必要ですが、人件費はかからないので利益率が高いのもメリットです。自動販売機のオーナーになるのに必要なのは、設置する土地と電源だけです。
副業の中ではリスクが少なく始めやすいので幅広い年代に人気があります。本項では、自動販売機のオーナーになる2つの方法を紹介します。
業者に土地を貸して管理委託して設置する
自動販売機の設置をしている会社やメーカーに土地を貸して自販機を設置すれば、手軽にオーナーになれます。土地を貸して電気料を負担するだけで、自動販売機のオーナーになれるのがメリットです。自動販売機の管理や商品の補充は業者が行ってくれます。
その一方で、売り上げの一部は自動販売機を所有する業者に委託管理費として渡さなければなりません。売り上げがあまり見込めない場合、光熱費を引けば利益がほとんど残らないケースもあります。
自分で自動販売機を購入して管理する
自分で自動販売機を購入して設置しても、オーナーになれます。自動販売機の購入費用、商品購入費用、販売機の補充の手間がかかりますが、売り上げはすべてオーナーのものになります。
例えば、定年退職後に副業を始めたいけれどできるだけリスクを避けたい場合は、自動販売機を購入してオーナーになると、リスクをおさえて一定の売り上げを見込めるでしょう。時間がある方ならば、自動販売機の補充も自分で行えます。
自動販売機を設置できる土地があれば誰でも設置は可能
自動販売機を設置できる土地があれば、誰でもオーナーになれます。観光地や人通りが多い通りに面した場所に土地があれば、一定の売り上げは見込めるでしょう。特に夏場は飲み物がよく売れます。人の出によっては1日で数万円の売り上げが見込める可能性もあります。
その一方で、商品はすべて買い取り、いたずらや事故以外で自動販売機が壊れた場合は実費で修理が必要など、注意すべき点を覚えておきましょう。
自動販売機を設置するといくらくらい儲かるの?
業者に委託する場合、自動販売機の売り上げは「売れた本数×価格-業者の手数料-電気代=利益」となります。例えば、1本150円の商品が100本売れて業者の手数料が20%、電気代が4000円だとすると、1万5000円-3000円-4000円=8000円が利益です。
買い取りの自動販売機の場合、業者の手数料は必要なくても、売り上げから電気代と仕入価格を引く必要があります。なお、買い取りの自動販売機は、販売する商品を自分でカスタマイズできるのもメリットです。売り上げの傾向をチェックして、売れ筋の商品を置くようにすれば、売り上げアップも見込めるでしょう。
場所が良ければ、1ヶ月に数万円~10万円近い売り上げが見込める可能性があります。
自動販売機は設置場所によって大きな売り上げが見込める
自動販売機は、設置場所によっては大きな売り上げが見込める副業です。設置を検討しているならば、近所にある自動販売機の数や販売している商品をチェックしてみましょう。近年は、飲み物以外に食品を販売する自動販売機も増えました。
管理する手間はかかりますが、単価は高いので需要があればまとまった売り上げが期待できます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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