更新日: 2024.10.12 その他家計
衛生面を考慮し、トイレブラシを「使い捨てタイプ」に切り替えようと思っています。「通常」のトイレブラシとの費用差はどのくらいでしょうか…?
そこで今回は使い捨てタイプのトイレブラシを使った場合のメリットとデメリット、通常のトイレブラシと比較してかかる費用の差などを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
「使い捨てタイプ」のトイレブラシとは?
店頭で見かける使い捨てタイプのトイレブラシには多くの種類があります。隙間や部分掃除ができる持ち手と一体型の小さなものや、持ち手がなくスポンジを直接手に持って使えるものなどさまざまです。
今回は「通常タイプ」のトイレブラシと比較するため、持ち手がある本体とブラシの部分が別になっていて着脱できるタイプを取り上げます。このタイプは掃除が終わった後、ブラシ部分をそのまま廃棄するようになっていて、本体は一度購入すればそのまま使えます。
ブラシの素材は水に流せるタイプと流せないタイプがあり、前者はトイレットペーパーのように水に溶ける素材で後者はスポンジのような素材が多いようです。またブラシの部分には洗剤などの洗浄成分を含ませた商品も販売されています。
使い捨てタイプのトイレブラシを使うメリットとデメリット
ここでは使い捨てタイプのトイレブラシを使う際に考えられるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
使い捨てタイプのトイレブラシを使うメリット
使い捨てタイプのトイレブラシを使う際に考えられる大きなメリットは、掃除した後のブラシをそのまま捨てられることです。汚れたブラシ部分を保管する必要がなく、衛生面において安心できると考えられます。雑菌の繁殖がおさえられる可能性が高いため、カビの心配も少なくなるでしょう。
収納面でのメリットも考えられます。ブラシを捨ててしまえば水がしたたる可能性が非常に低く、ぶら下げて収納できます。ブラシホルダーを使わず、置き場所にも困りません。またブラシに洗浄成分が含まれたものを使用すれば、トイレ用の洗剤を購入しなくてもよいため、コストパフォーマンスに優れ、掃除用具をさらにコンパクトに収納できると考えられます。
使い捨てタイプのトイレブラシを使うデメリット
使い捨てタイプのトイレブラシを使うデメリットは使い捨てのため、どうしてもランニングコストがかかってしまうことです。毎回ブラシを交換するため、ある程度はコストがかかります。また毎回使い捨てることにより、環境への負荷が気になる人がいるかもしれません。
加えて本体とブラシ部分が着脱できる仕組みになっているため、通常のブラシと比べて耐久面で劣る可能性があります。こびりついた頑固な汚れには従来のタイプのブラシを使った方がよいかもしれません。
とはいえ使い捨てタイプのトイレブラシは、トイレを手軽で清潔に掃除ができるという点で優れており、それぞれの状況に応じて選択をするとよいでしょう。
「使い捨てタイプ」のトイレブラシで1年間掃除した際にかかる費用の相場
使い捨てタイプのトイレブラシ1個当たりの相場は、メーカーや販売店などによっても異なりますが、30円〜50円です。
大王製紙が行った調査によると、トイレ掃除は1週間に1回という人が最も多い結果が出ています。このことからトイレを週に1回掃除をするとして、トイレブラシ部分1個を40円、1ヶ月を4週と仮定すると、1年間でトイレブラシ部分の購入に必要な金額は1920円となります。
ちなみにここには持ち手であるトイレブラシ本体の金額は含まれていません。トイレブラシ本体のみで販売されているものは少ないようですが、500〜800円ほどが相場のようです。
以上のことから、使い捨てタイプのトイレブラシを使って1年間トイレ掃除をするのにかかる費用は2500〜2800円ほどだと考えられます。
通常タイプのトイレブラシで1年間掃除した際にかかる費用との差
使い捨てタイプと通常タイプのトイレブラシとでは、年間でかかるコストにどれくらいの差があるのか見てみましょう。
通常タイプのトイレブラシもあまり長く使いすぎると雑菌が繁殖し、衛生面に問題が出てくるおそれがあるため、6ヶ月ほどで取り替えたほうがいいようです。1本1000円ほどの掃除ブラシを取り替えるとすれば、ブラシ交換に年間2000円ほどのコストがかかると考えられます。ただし、交換の頻度やブラシの価格は人によって大きく異なります。
通常のブラシを使ったトイレ掃除には、このほかにトイレ用洗剤を使う人が多いでしょう。1本当たりの相場は100円〜500円ほどです。1年間で1本使うと考えた場合、通常タイプのトイレブラシを使って1年間トイレ掃除をするのにかかる費用は2500円ほどと考えられます。
以上のことからトイレ掃除に使い捨てタイプと通常タイプのトイレブラシを使う場合では、それほど大きな差は出ないことが分かります。
トイレブラシの「使い捨てタイプ」と「通常タイプ」とではコストの面ではあまり差がない!メリットとデメリットを踏まえて選択しよう
トイレ掃除をする際に使うトイレブラシには通常のものと使い捨てができるものがありますが、コストにそれほど差が出ないようです。使い捨てタイプのトイレブラシは手を汚さず清潔に掃除ができ、収納面においても優れています。その一方で毎回使い捨てることによって環境への負荷が懸念されたり耐久性で劣ったりする可能性が高いでしょう。
それぞれのメリットやデメリットを考慮して、状況に合った選択をすることが大切です。
出典
大王製紙 トイレ掃除の頻度は?手軽なお掃除のコツと習慣化のポイントを紹介|キレキラ!|エリエール
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー