更新日: 2024.10.16 貯金
新卒から3年かけて目標の「100万円貯金」を達成!どこに保管しておくのがベストなのでしょうか?
本記事では、普通預金と定期預金にお金を保管するメリット・デメリットとともに、貯金を分散させて預けた方がいいといわれる理由についてもご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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貯金を普通預金に保管するメリット・デメリット
銀行にお金を預ける方法としてなじみがあるのは「普通預金」でしょう。普通預金とは銀行取引の基本となる預金で、預け入れや払い戻しが自由にできるため、普段のお金の管理に利用している人もいるでしょう。公共料金の自動支払いや、給料・年金の自動受け取りにも利用できます。
貯金を普通預金に保管するメリットの一つとして、出し入れがしやすい点があげられます。銀行内のATMだけでなく、コンビニのATMでも取引可能な場合があるため、必要に応じてすぐにお金を引き出せます。
ただし、ATMでは1日や1回の取引に限度額が設けられているため、高額なお金が必要になった際にまとめて引き出せない可能性があることや、定期預金と比べて金利が低い点はデメリットといえるでしょう。
貯金を定期預金に保管するメリット・デメリット
定期預金とは、あらかじめ預入期間を決めてお金を預け、満期日まで引き出すことができない預金のことをいいます。
普通預金と比べて金利が高く、「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。固定金利型は預入時の金利が満期日まで適用され、変動金利型は一定期間ごとに金利が変更されるというものです。
普通預金と違って気軽にお金を引き出せないため、貯金用のお金の預け先として向いているといえるでしょう。預入期間も自由に設定できるので、しばらくの間使う予定のないお金を預けておけば、効率的に増やすことができます。
反対に、好きなときにお金を引き出せないことや、満期を迎える前に解約すると金利が低くなることなどがデメリットとしてあげられます。
貯金は分散させた方がいい?
貯金を全額一つの口座に預けてしまうと、その金融機関が破綻してしまった際にお金を引き出せなくなることを心配されている人もいるでしょう。
金融機関が破綻した際には「預金保険制度」により普通預金は全額保護されます。定期預金についても元本1000万円までと破綻日までの利息が保護されることになっています。よって、別々の銀行にそれぞれ分散して預金していればそれぞれが保証の対象となり、リスクも分散することが可能でしょう。
なるべく複数の金融機関の口座に分けて保管しておくことをおすすめします。
貯金をどのように使うかによって保管先を決めるといい
貯金を銀行に預ける際、普通預金にするか定期預金にするかで悩まれる人もいるでしょう。
普通預金だとお金が必要なときにATMでも手軽に下ろせるため、貯金を少しずつ使う予定がある人におすすめです。一方、定期預金はあらかじめ決めた満期日を迎えるまでお金の出し入れができなくなるので、貯金を使わずに貯めておきたい場合に向いています。
また、一つの銀行の口座に預けておくよりも複数の銀行の口座に分けて預けた方が、万が一銀行が破綻した場合に「預金保険制度」による保証をそれぞれが受けられ、リスクの分散にもつながります。そういったことも踏まえたうえで、貯金の保管先を決めるといいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー