更新日: 2024.10.28 その他家計

カップラーメンをよく食べるので電気ポットをつけっぱなしです。しかし先日電気ケトルの方が安いと聞きました。そんなに電気代は変わるのでしょうか?

カップラーメンをよく食べるので電気ポットをつけっぱなしです。しかし先日電気ケトルの方が安いと聞きました。そんなに電気代は変わるのでしょうか?
カップラーメンを頻繁に食べる方にとって、いつでもすぐにお湯を使える電気ポットは非常に便利です。同様の機能を持つ家電として電気ケトルもありますが、実はこれらの電気代には大きな差があることをご存じでしょうか?
 
この記事では、電気ポットと電気ケトルの特徴を比較し、電気代の違いやそれぞれの利点について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

電気ポットと電気ケトルの違い

電気ポットと電気ケトルは、どちらもお湯を沸かすための家電ですが、用途や機能に違いがあります。電気ポットは大容量のお湯を沸かし、長時間保温できます。一方、ほとんどの電気ケトルは保温機能がないため、使う分だけお湯を沸かします。
 

電気ポット 電気ケトル
容量 大きい 小さい
保温・温度調節機能 あり なし
本体価格 高い 安い

電気ポットは保温機能があるため、必要なときにすぐお湯を使えますが、その分電気代が高くなります。一方で、電気ケトルには保温機能がありませんが、必要な分だけをその都度沸かすため、電気代を節約できます。
 

電気ポットと電気ケトルの電気代を比較!節約になるのはどっち?

電気ポットと電気ケトルでお湯を沸かす際の電気代は、使用頻度や方法によって異なります。ここでは、それぞれの電気代の目安を知るために、「象印」の公式サイトで公開されているデータを参考にご紹介します。
 


出典:象印フレスコ株式会社 ZOJIRUSHI DIRECT
 
カップラーメンに必要なお湯の量は商品によって異なりますが、一般的に250ml~500mlほどです。ここでは300mlと仮定し、この仮定を元に計算すると、電気ケトルで沸かす際の電気代は約1.5円かかります。仮に1日3個のカップラーメンを食べると、1年間の電気代は約1640円になります。
 
一方で、電気ポットを毎日つけっぱなしにした場合、1年あたりの電気代は約5200円です。カップラーメンを頻繁に食べる場合でも、電気ケトルを使ったほうが電気代を抑えられることがわかります。
 

お湯の利用状況に応じて電気ポットと電気ケトルを使い分けよう

電気ポットと電気ケトルのどちらを選ぶべきかは、お湯の使用頻度によって変わります。
 
例えば、カップラーメンをよく食べる程度なら、必要な時だけお湯を沸かす電気ケトルの方が電気代を抑えられます。一方で、日常的に熱いお茶やコーヒーを飲む習慣がある場合は、保温機能がある電気ポットが便利です。
 
また、家族が多い家庭や赤ちゃんのミルク作りが必要な場合も、電気ポットが役立ちます。常に温かいお湯が使えるため、手間がかからず、時間の節約にもなります。
 
電気代を最優先にするなら電気ケトルが最適ですが、電気代を気にしすぎて「便利さ」を犠牲にしないよう、お湯の使用頻度に応じて賢く選びましょう。
 

まとめ

電気ポットと電気ケトルには、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらを選ぶかは、「電気代」「手間」「時間」などを考慮する必要があります。
 
温かいお茶やコーヒーを飲むことが多くなる冬は電気ポットを使用し、お湯の使用頻度が少なくなる夏は電気ケトルを使用するなど、自分のライフスタイルや使用状況に合ったものを選びましょう。
 

出典

象印フレスコ株式会社 ZOJIRUSHI DIRECT VE電気まほうびん CV-WB22 WA(ホワイト)
象印フレスコ株式会社 ZOJIRUSHI DIRECT 電気ケトル CK-SA06 GZ(ダスティグリーン)
 
※2024/10/28 図表を一部修正いたしました。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集