更新日: 2024.11.17 その他家計

「節約したい」と言うわりに、毎日会社にペットボトルの「お茶2本」を持って行く妻。お茶を作って水筒に入れて行けば節約できるのではないでしょうか?

「節約したい」と言うわりに、毎日会社にペットボトルの「お茶2本」を持って行く妻。お茶を作って水筒に入れて行けば節約できるのではないでしょうか?
ささいなことでも、毎日のように継続していれば大きな節約につながる可能性はあります。
 
例えば、毎日会社にペットボトルのお茶を持って行くのをやめて、自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行くようにすれば、節約になるでしょう。ただし、お茶を作ったり水筒を洗ったりする作業には手間がかかるため、どの程度の節約効果があるのか確認しておきたい人もいるかもしれません。
 
本記事では、ペットボトルのお茶を持参する場合の費用と自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行く場合の費用を比較するとともに、会社通いをするうえでできるそのほかの節約方法についてもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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500ミリリットルのペットボトル2本を持参する場合の費用

まず、500ミリリットルのペットボトル入りのお茶を、2本持参すると仮定した場合の費用を計算してみましょう。お茶は買う場所やまとめ買いするかどうかなどによって価格が異なるため、いくつかのパターンで計算します。
 

【ネットスーパーで購入した1本73円(税込み)のお茶】

●1日:146円
●1週間のうち平日(5日):730円
●1ヶ月のうち平日(20日):2920円

【コンビニで購入した1本127円(税込み)のお茶】

●1日:254円
●1週間のうち平日(5日):1270円
●1ヶ月のうち平日(20日):5080円

【まとめ買いした1本あたり約59円(税込み)のお茶】

●1日:約118円
●1週間のうち平日(5日):約590円
●1ヶ月のうち平日(20日):約2360円

水筒に1リットルのお茶を作って持参する場合の費用

次に、自宅で1リットルのお茶を作り、水筒に入れて持参する場合の費用を計算してみましょう。
 
今回は、20袋入りで397円(税込み)のティーバッグを使用してお茶を作ると想定して計算します。1袋で240ミリリットル分のお茶を作れるとして、1リットル分のお茶を作るのに4袋のティーバッグを使用することにしましょう。
 
ティーバッグ代だけで、1日約80円かかる計算になります。
 
これに、1日1リットルの水道代をプラスします。東京都水道局によると1リットルあたりの水道代単価の目安は0.24円なので、ティーバッグ代とあわせて80.24円です。平日のみだと、1週間(5日)に約401円、1ヶ月(20日)に約1605円かかることになります。
 
ペットボトルのお茶を購入する場合と比較すると、まとめ買いで安いお茶を購入できたとしても、1ヶ月で700円以上の節約になるでしょう。
 

会社通いをするうえでできるそのほかの節約方法とは?

今回の事例では「妻が節約したいと言っている」ということなので、会社通いをするうえでできるそのほかの節約方法についてもご紹介します。
 
例えば、ランチはできるだけ外食を控えてお弁当を持参しましょう。お弁当を作ることが難しい場合は、500円ランチを心がけるのもおすすめです。コンビニで買うと高くなりがちなので、500円以内で済ませられるお店を探してみるとよいでしょう。
 
そのほかにも、飲み会への参加回数を減らす、スマホ決済やクレジットカードを活用してポイントを貯めるなどの方法で節約するのもよいかもしれません。
 

水筒にお茶を入れて持参すればペットボトルを購入するより月700円以上節約できる可能性がある

毎日、会社にお茶を持って行くのであれば、ペットボトルのお茶を購入するよりも自宅で作ったお茶を水筒に入れて持って行く方が安く済むかもしれません。
 
例えば、まとめ買いで安く購入できたお茶でも、500ミリリットル入りのペットボトルを2本持参する場合、お茶を作って水筒に入れて持って行くよりも月700円以上高くつく可能性があります。
 
会社通いをするにあたって、ほかにも節約につながる方法があるので、何を実践できるか考えてみるとよいでしょう。
 

出典

東京都水道局 水道のご使用について 水の上手な使い方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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