更新日: 2024.11.22 その他家計
妻が「15万円」以上もする「ドラム式洗濯機」が欲しいと言っています。安く買える時期に買いたいのですが、いつなのでしょうか?
エアコンやヒーターなどの季節家電は、需要のない時期にセールなどが行われて安く購入できるイメージがありますが、季節に関係のない洗濯機なども安く買える時期があるのでしょうか。当記事では、2024年現在におけるドラム式洗濯機の価格相場や、ドラム式洗濯機を安く購入するための方法をお伝えします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機はどう違う?
日本では長らく縦型洗濯機が主流でしたが、近年はドラム式洗濯機を選択する人も増えています。具体的にこの2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
ドラム式洗濯機は、その名の通りドラムのような洗濯槽が回転することで洗濯物が持ち上がり落とされて、という動きを繰り返す「たたき洗い」によって汚れを落とします。洗濯槽いっぱいに水をためる必要がないため節水性が高く、たたき洗いの方法は比較的衣類が傷みにくいといわれています。
一方で、ドラム式洗濯機は設置面積の広い製品が多く、サイズによっては自宅に設置できない可能性もあるようです。近年は一人暮らし用などのコンパクトサイズを販売するメーカーもありますが、洗濯槽のふたが手前に開くことも考え、周辺のスペースにも余裕を持たせなければならないでしょう。
また、縦型洗濯機と比較すると価格が高額になる場合が多く、数十万円程度で販売される製品も少なくありません。
縦型洗濯機のメリット・デメリット
縦型洗濯機は、日本では古くから主流だった仕組みの洗濯機で、洗濯槽にたっぷりの水をためてから横向きに回転しながら、洗濯物をもみ洗いすることで汚れを落とします。一人暮らし用から大容量サイズまでさまざまなメーカーで幅広い展開があり、価格帯も数万円のものから数十万円のものまで幅広い選択肢があります。
汚れ落としに強い一方で、洗濯物が多くなるとそれだけ水を多く必要とするため、節水効果はあまり高くないようです。また、もみ洗いによって衣服がこすれることで、素材によってはダメージが出たり縮んだりしてしまう可能性も考えられるでしょう。
ドラム式洗濯機の価格相場は「8万5000円程度~」
では、ドラム式洗濯機の販売価格はどの程度が目安になるのでしょうか。家電量販店の販売価格を参考に、主要なドラム式洗濯機の販売メーカー5社の製品を下記の表1にまとめました。近年はコンパクトサイズのドラム式洗濯機も販売されており、もっとも安いドラム式洗濯機はメーカーAの8万4800円の製品であることが分かります。
表1
メーカーA | メーカーB | メーカーC | メーカーD | メーカーE | |
---|---|---|---|---|---|
7kg | – | – | 25万800円 | – | 19万9980円 |
8kg | 8万4800円 (乾燥機能無し) |
– | – | 14万4980円 | – |
9kg | – | 9万9800円 (乾燥機能無し) |
– | – | – |
10kg | 20万9980円 | – | – | – | 27万9980円 |
12kg | 20万9980円 | 12万8000円 (乾燥機能無し) |
29万4800円 | 29万8000円 | 28万9980円 |
出典:家電量販店の販売情報を基に筆者作成
※上記は2024年11月14日時点での参考価格(税込み)です。
ただし、表1のなかで比較的安い価格のメーカーAおよびメーカーBの製品は、いずれも乾燥機能が含まれていません。「乾燥機能は必要ないから、とにかく安くてコンパクトなドラム式洗濯機がほしい」という人には、10万円以下でもドラム式洗濯機が購入できる選択肢があります。
ドラム式洗濯機を安く買う方法
機能にはこだわりたいけれど販売価格がネックになっている人にとって、ドラム式洗濯機を安く買える時期はあるのかどうかは気になる点でしょう。実は、ドラム式洗濯機も「新製品の販売時期の直前を狙う」もしくは「アウトレット製品を買う」ことで、安く購入できる場合があります。
まず、ドラム式洗濯機の新製品の多くは、例年9月から10月にかけて販売されるようです。そのため、型落ちの製品が8月から9月にかけて安く販売されるケースが多いことが想定されます。
また、生産終了品や新古品の製品を、アウトレット価格として安く販売する店舗もあります。最新機種を狙うのではなく、価格を抑えたい人にとってはこのような方法で安い製品を探すのもおすすめです。
まとめ
ドラム式洗濯機は高い製品であるというイメージがありますが、近年はさまざまなニーズに合わせて性能と価格を抑えた製品も販売されています。
また、販売価格の下がる時期を狙ったり、アウトレット品を探してみたりすることで安く購入できるケースも少なくありません。そう何度も買い替える製品ではありませんから、価格や性能などさまざまな要素において納得できるものを見つけましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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