更新日: 2024.11.25 その他家計
私はコーヒーが好きなので豆を挽いて毎朝飲んでいます。夫に「高くつくからインスタントでいいんじゃない?」と言われたのですが、どれくらい出費は変わるのでしょうか?
本記事では、コーヒー豆とインスタントコーヒーの費用相場を比較するとともに、アンケート調査を基にした自宅で飲むことの多いコーヒーの種類や、費用をおさえてコーヒーを楽しむ方法についてもご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
コーヒー豆とインスタントコーヒーの費用相場
コーヒー豆は種類やメーカーなどによって値段が異なりますが、あるネットスーパーで確認したところ、以下のようなものが販売されています。一人分のコーヒーにコーヒー豆を約10グラム使用するとして、10グラム当たりの費用も計算してみました。
・150グラム:761円(税込み)/10グラム当たり約51円
・300グラム:1037円(税込み)/10グラム当たり約35円
・220グラム:1674円(税込み)/10グラム当たり約76円
次に、インスタントコーヒーの値段についてもご紹介します。一人分のコーヒーにインスタントコーヒーを約2グラム使用するとして、2グラム当たりの費用もまとめました。
・200グラム:517円(税込み)/2グラム当たり約5円
・120グラム:1609円(税込み)/2グラム当たり約27円
・65グラム:1566円(税込み)/2グラム当たり約48円
一人分で比較すると、コーヒー豆よりもインスタントコーヒーを使用した方が数十円安くおさえられる可能性があります。例えば、1杯のコーヒーに76円のコーヒー豆を使用するのをやめて5円のインスタントコーヒーを使用した場合、71円安く済ませられます。
毎朝コーヒーを飲む人だと、1ヶ月(30日)で2100円以上も節約できるでしょう。
自宅で飲むことが多いコーヒーの種類は?
株式会社クロス・マーケティングが2024年に実施した「コーヒーに関する調査」によると、自宅で飲むことがあるコーヒーとして最も多かったのは「インスタントコーヒー」の41.7%で、次いで「缶コーヒー」「飲み切りサイズのペットボトルのコーヒー」「市販のドリップパックコーヒー」となっています。
豆を挽いて飲む方法は「コーヒーメーカーで淹れたコーヒー」や「ハンドドリップで淹れたコーヒー」に含まれると考えられますが、どちらも14~15%台の割合を占めています。
自宅で飲む際は手軽さを重視する人が多い中、豆を挽いて本格的なコーヒーの味を楽しむ人も一定数いるようです。
節約しながら自宅でコーヒーを楽しむ方法
自宅で楽しむコーヒーの種類にはさまざまなものがありますが、なるべく費用をおさえながら楽しみたいのであれば、まとめ買いがおすすめです。ネットショッピングや業務用スーパー、ディスカウントショップなどで箱単位で購入すると単価がおさえられる可能性があるでしょう。
コーヒー豆だけでなく、缶コーヒーやペットボトルのコーヒーなどもまとめて購入するとお得になる場合があるため、チェックしてみるといいでしょう。
また、毎日豆を挽いてコーヒーを飲むのではなく、インスタントコーヒーと交互に飲んだり、特別な日だけ豆を挽いて飲んだりする方法も考えてみましょう。
インスタントコーヒーだと豆を挽いて飲むより月2100円ほど節約できる可能性がある
本格的なコーヒーの味を楽しむために、毎朝豆を挽いて飲んでいるという人もいらっしゃるでしょう。しかし、豆を挽いてコーヒーを飲む場合、インスタントコーヒーよりも月2100円ほど高くなる可能性があります。そのため「もったいない」と感じたり、家族に指摘されたりすることもあるでしょう。
なるべく節約したいのであれば、業務用スーパーなどでコーヒー豆や缶コーヒーなどをまとめ買いして単価をおさえたり、豆を挽いてコーヒーを飲む頻度を減らしたりすることも検討することをおすすめします。
出典
株式会社クロス・マーケティング コーヒーに関する調査(2024年)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー