今年から犬を飼うことになったので冬の間は1日中暖房をつけっぱなしにしたいのですが、エアコン代は結構増えますか? 1ヶ月あたりの金額が知りたいです。

配信日: 2024.11.26

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今年から犬を飼うことになったので冬の間は1日中暖房をつけっぱなしにしたいのですが、エアコン代は結構増えますか? 1ヶ月あたりの金額が知りたいです。
気温が低くなり寒さが厳しくなる冬には、愛犬が快適に過ごせるようにと24時間エアコンをつけっぱなしにしたいと考える方も多いでしょう。しかし、エアコンをつけっぱなしにすれば、電気代がどれほど増えるか気になるものです。
 
本記事では、エアコンをつけっぱなしにする場合の1ヶ月あたりの電気代を計算していきます。また、暖房費を節約しつつ、部屋の気温を暖かい状態に保ち愛犬が気持ちよく過ごせるようにするための工夫や、暖房使用時の注意点についても解説します。
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24時間つけっぱなしにしたときの暖房代

冬の間、愛犬のためにエアコンを24時間つけっぱなしにすると、電気代がどのくらいかかるのか気になるところです。ここでは、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示している電気料金の目安単価31円/kWhをもとに、エアコンの1ヶ月あたりの電気代を算出します。エアコンの消費電力を0.5kWhと仮定した場合、電気代は以下のとおりになります。
 
1日の電気代:
 
0.5kWh × 24時間 × 31円 = 372円
 
1ヶ月の電気代:
 
372円 × 30日 = 1万1160円
 

節電しながらできる犬の寒さ対策

冬場にエアコンをつけっぱなしにして愛犬の寒さ対策をする場合、電気代の負担に悩まされる飼い主も多いでしょう。エアコンに寒さ対策アイテムをうまく組み合わせれば、電気代を抑えながら愛犬が快適に過ごせる空間を作れます。ここでは、エアコン代を節約しつつ、愛犬を寒さから守るためのアイデアを紹介します。
 

ホットカーペット

フローリングが冷たければ、暖房の効果を感じにくくなります。ホットカーペットやマットを床に敷けば足元から暖かさが伝わり、愛犬も安心して過ごせるでしょう。暖房と併用することで室内全体の温かさを維持しやすくなるため、効率よく暖房費を節約できるでしょう。
 

湯たんぽ

湯たんぽを使用するのもおすすめです。湯たんぽを寝床の近くに置くと保温効果が高く、愛犬の体が冷えにくくなります。温かい湯たんぽのぬくもりが、心地よく感じられるでしょう。
 

寝袋・フリース

寝袋やフリースを活用するのも、手軽でおすすめです。寝袋は保温性が高く、愛犬が中に入ってぬくぬくと過ごすのに適しています。フリースも防寒対策として便利で、暖房の負担を軽減しつつ温かさを提供できるでしょう。
 

ケージやサークルには毛布

愛犬のケージやサークルの周りに毛布をかけてあげると、夜間の冷え込み対策になります。毛布で囲うと内部が温まりやすくなり、暖房の使用を減らしても快適な空間を維持できます。
 

暖房や防寒グッズを使用するときの注意点

冬の間、愛犬のために暖房をつけっぱなしにする場合には、健康や安全にも配慮が必要です。暖房器具や防寒グッズを使用すると、室内環境が乾燥しやすくなったり思わぬトラブルが発生したりすることもあります。ここでは、愛犬を守るために気をつけたいポイントを紹介します。
 

低温やけどに注意

こたつやホットカーペットを使用する場合、愛犬が近づきすぎて低温やけどするリスクが生じます。犬は人間に比べて熱さを感じにくいため、暖房器具のそばで長時間過ごすことがありますが、つい温かい暖房器具に近づきすぎてしまいがちです。温度を低めに設定したり、タイマー機能で一定時間後にオフにしたりするなどして、愛犬のやけどを防ぎましょう。
 

犬も脱水症状を起こす

冬場の暖房で空気が乾燥すると、愛犬が脱水症状を引き起こすおそれがあります。愛犬の水分不足を防ぐために、新鮮な水を十分に用意しておきましょう。
 

愛犬が冬を快適に過ごせるよう上手に工夫しよう

エアコンを24時間つけっぱなしにすると、1ヶ月あたりの電気代は1万円程度かかることが分かりました。愛犬に快適な空間を届けるためには、暖房にかかる費用は避けられません。湯たんぽやホットカーペット、寝袋などのアイテムを活用することで、電気代の節約が可能です。
 
ただし、愛犬が低温やけどを負わないように工夫したり、脱水症状を予防したりすることも大切です。愛犬と一緒に暖かく安全な冬を過ごせるように、さまざまな対策をおこないましょう。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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