更新日: 2024.11.29 その他家計
お店で「ハーフサイズのティッシュ」を発見! サイズが半分なら「お得」に使えるの? 価格を比較
包丁などで半分に切ったり、ハーフサイズのティッシュを購入したりして、節約しようと考える人もいるでしょう。本記事では、ティッシュを半分に切って使用する場合や、ハーフサイズのティッシュを使用する場合に、どれくらいの節約効果があるのかを解説します。
執筆者:渡邉志帆(わたなべ しほ)
FP2級
ティッシュは半分で十分?
ティッシュを包丁などで半分に切って使うことで、2倍使えるというライフハックがあり、この方法は節約やエコにつながるとSNSでも話題となりました。
これは、通常のティッシュ半分に切って箱に戻した後、取り出し口の両端を数センチずつカットし、2箇所の取り出し口を作ることで、1回の使用量を通常の半分にできるという節約方法です。
ちょっと手を拭いたり鼻をかんだりする程度であれば、半分のサイズで十分かもしれません。
ティッシュ半分の節約効果は?
一人暮らしで毎月ティッシュを1箱使う場合、どれくらい節約できるか計算してみましょう。5箱セットのティッシュは一般的に500円前後で販売されており、1箱あたりの価格は約100円です。これを12ヶ月分で計算すると、年間のティッシュ代は1200円になります。
半分に切って使う場合、消費量が半分になると仮定すると、1箱で2ヶ月使える計算になります。この場合、年間のティッシュ代は600円程度に抑えられ、半額の節約が可能です。金額だけを見ると大きくはないかもしれませんが、こうした小さな工夫を積み重ねていけば節約効果は広がります。
また、ティッシュの消費量を減らすことはゴミの削減につながり、環境保護の観点でもメリットがあります。
ハーフサイズのティッシュは割高?
包丁で切るのが面倒という人には、最初から半分に切って売られているハーフサイズのティッシュが便利です。ただし、通常のティッシュと比較すると価格がやや高めに設定されている点に注意が必要です。それぞれの一般的な市場価格は次のとおりです。
●通常サイズ:1箱約100円(180組入り)→1組あたり約0.5円
●ハーフサイズ:1箱約200円~400円(100組入り)→1組あたり2円~4円
このように、ハーフサイズはコンパクトで使いやすい反面、1組あたりの価格は通常サイズよりも高くなる傾向があります。
とはいえ、ハーフサイズには特有のメリットもあります。例えば、コンパクトなので職場のデスクに置きやすかったり、キャンプやアウトドアでの持ち運びに便利だったりする点が魅力です。
まとめ
ティッシュを半分に切るというシンプルな習慣を続けることで、年間数百円の節約が可能です。こつこつ続けることで節約効果は大きくなるでしょう。ハーフサイズのティッシュは、割高ですが場所を取らず、持ち運びに便利な点が魅力です。
タオルやハンカチを併用するなどの工夫を取り入れることで、節約効果を高めるだけでなく、環境への配慮にもつながります。日常生活に無理なく取り入れられる方法から、ぜひ試してみてください。
執筆者:渡邉志帆
FP2級