娘が「Androidだとみんなと違う」と言ってiPhoneを欲しがります。機能的にはどちらもハイスペックでしょうし、こだわる必要があるのでしょうか?

配信日: 2024.12.13

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娘が「Androidだとみんなと違う」と言ってiPhoneを欲しがります。機能的にはどちらもハイスペックでしょうし、こだわる必要があるのでしょうか?
子どものスマートフォンを購入する際、高価なiPhoneが欲しいと言われたら、買い与えるべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、AndroidとiPhoneでは何が違うのかや、Androidの特徴について解説します。子どもがどうしてもiPhoneを欲しがる場合、安く購入する方法がないかもご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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AndroidとiPhoneって何が違うの?

AndroidもiPhoneも同じスマートフォンですが、大きく異なる点は、スマートフォンに搭載されたOS(オペレーティングシステム)という基本ソフトです。
 
Androidスマートフォンには、Googleが開発した「Android」というOSが使用されており、iPhoneにはAppleが開発した「iOS」が使用されています。また、iPhoneはスマートフォンの本体もAppleが製造したものが使用されている一方、Androidのスマートフォン本体はさまざまなメーカーが製造しているという点も違いのひとつです。
 

本当にみんな「iPhone」を使っているの?

MMDLabo株式会社の運営するMMD研究所が、2023年9月に18~69歳の男女4万人を対象に実施した「2023年9月スマートフォンOSシェア調査」によると、メインで利用しているスマートフォンにおいて、全体でのiPhone利用率は50.0%でAndroid利用率は49.7%でした。
 
しかし、若年層のみでみると、10代女性のiPhone利用率は84.9%、20代女性では81.9%、10代男性では78.8%、20代男性では73.8%という結果です。iPhoneが若い層から多く支持されていることが分かります。
 
iPhoneが人気のある理由として、デザイン性の高さやシンプルな機能性が挙げられます。それに加え、キャリアの販売戦略によるブランド化などが相まって高い人気を保っているようです。
 
また、このほかにも10~20代がiPhoneを支持する理由には、「友達とAirDropで簡単に写真をシェアできる」「スマホケースのバリエーションが豊富」などの理由もあると考えられます。
 

Androidの特徴は?

若年層はiPhoneの利用率が高いことが分かりましたが、Androidでも同じようにLINEやInstagramなどの主要アプリは問題なく使えます。そのほかにもAndroid搭載のスマートフォンには、次のような特徴があります。
 

本体価格の幅が広い

先にも解説したとおり、Android搭載のスマートフォンは多くのメーカーから販売されています。種類だけでなく、10万円を超えるハイエンドモデルから、1万円程度のエントリークラスまで価格も幅広いため、予算や目的に応じた機種を購入可能です。
 

選べる機種が豊富

Android搭載のスマートフォンのスペックはさまざまです。電話やメールだけ使用したい場合にはシンプルなものを選び、写真をきれいに撮りたい場合はカメラ機能に特化した機種、ゲームや動画を楽しみたい場合はディスプレイが大きな機種など用途や好みに合わせた機種選びが可能です。
 

SDカード対応機種は簡単に容量を追加できる

Android搭載のスマートフォンの中にはSDカードに対応している機種もあります。SDカード対応の機種であれば、SDカードで外部ストレージを追加することで、簡単に容量を増やせます。
 

「どうしてもiPhoneがいい!」と言われたら

Android搭載のスマートフォンにも良い点がありますが、「どうしてもiPhoneがいい」と子どもに言われた場合は、どうするのがよいのでしょうか。
 
Appleの公式サイトによると、最新モデルの「iPhone 16 128GB」の価格は12万4800円です(2024年12月現在)。10万円を超える高価格帯であるため、子どもに買い与えるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。
 
しかし、iPhoneは最新機種だけでなく過去のモデルも購入可能です。例えば、「iPhone SE(第3世代) 128GB」であれば6万9800円です(2024年12月現在)。
 
このように最新機種にこだわらず、過去のモデルの購入を折衷案とするのもひとつの方法です。
 

なぜiPhoneがよいのかを聞いて検討しましょう

子どもに「どうしてもiPhoneが欲しい」と言われたけれど、高価なものは買えないという場合には、過去のモデルを購入するなどの工夫で比較的安くiPhoneを手に入れることは可能であると考えられます。
 
まずは、子どもになぜiPhoneが欲しいのか聞いたうえでよく話し合って、iPhoneにすべきかAndroid搭載のスマートフォンにすべきか検討してみましょう。
 

出典

MMDLabo株式会社 MMD研究所 メイン利用スマホのOSシェア、iPhoneが50.0%、Androidが49.7% オンライン専用プラン・キャリアサブブランドはiPhone、MVNOはAndroid利用率が高い傾向
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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