アメリカ旅行に行っても「日本のカップ麺」ばかり食べる友人にビックリしました。5泊7日で考えると「食費」はかなり節約できるのでしょうか?

配信日: 2024.12.13

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アメリカ旅行に行っても「日本のカップ麺」ばかり食べる友人にビックリしました。5泊7日で考えると「食費」はかなり節約できるのでしょうか?
旅行は観光だけでなく、グルメも楽しむポイントのひとつです。しかし、観光客に人気の食べ物は値段が高い場合もあり、食べるかどうか迷ってしまうこともあるかもしれません。
 
アメリカでは物価高が続いていることに加え、近年は円安の影響もあり、日本人観光客が現地で過ごす際は、予想以上にコストがかかる可能性があります。
 
せっかく旅行に行くのであれば思う存分楽しみたいところですが、限られた予算の中でやりくりを考えなければならない人も多いでしょう。中には食費を抑えるために、日本から食品を持ち込む方もいるかもしれません。
 
今回の記事では、アメリカ旅行にカップ麺を持ち込むとどのくらい食費が節約できるのかについて解説します。
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アメリカ旅行にかかる食費

アメリカ旅行で食事にかかる費用は高いと考える方も多いでしょう。
 
アメリカ旅行にかかる食費は5泊で5万円~7万円程度が目安となっています。3食外食する場合は1回の食事で数千円かかるケースもあるため、食費だけで最低1日1万円が必要と考えられます。また、アメリカのレストランやカフェではチップの支払いもあるため、食費とは別にチップ代も予算に入れなければなりません。
 
日本であれば、食べるものにもよりますが、1食数百円で収まることもあります。3食外食するとしても、1日あたりの食費は1万円以下に収まることが多いでしょう。以上のことから、アメリカ旅行にかかる食費は大きな出費になるといえます。
 

カップ麺を持ち込むとどのくらい節約になる?

少しでも食費を抑えてアメリカ旅行を楽しみたいのであれば、日本から食品を持ち込むのは良案です。特にカップ麺は、日本で安価に買えるものであり、お湯を注ぐだけで食事になるためメリットの多い食品といえるでしょう。アメリカ旅行に持参するとどのくらいの節約になるのでしょうか。
 
総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)」における東京都区部のデータを参考に見ていきましょう。
 
東京都区部のカップ麺の小売価格は、2024年11月時点で1個196円です。1日の食事をすべてカップ麺にした場合、かかる食費は196円×3食=588円となります。3食外食にかかる費用を1日1万円とすると、1日に9412円節約できます。
 
以上のことから、食事をカップ麺に置き換えると、食費はかなり節約できるといえます。しかし、食費を抑えたいといっても旅行期間中すべての食事をカップ麺にするというのはもったいないと感じる方も多いでしょう。
 
外食とカップ麺をうまく組み合わせることで、現地の食事を楽しみつつ、節約にもなります。食費を抑えたい方は、カップ麺を持参するとよいでしょう。
 

海外旅行にカップ麺を持参するメリット

海外旅行にカップ麺を持参するのは、食費を抑えられる以外にもメリットがあります。どのようなメリットがあるのか解説します。
 

ストレスの軽減

海外旅行に行くと、環境や文化、言語などさまざまな違いから、長期間滞在でストレスがたまることもあるでしょう。食事を食べ慣れた日本食にするだけでも心が休まり、精神的な負担を減らすことができるかもしれません。ストレスを軽減させるアイテムとして、カップ麺は有効といえます。
 

アレルギーや衛生面の心配がない

海外では日本で使われていない食材を使った料理も数多くあります。現地のグルメは海外旅行の醍醐味でもありますが、初めて口にする食材にアレルギー反応が出ることがあるかもしれません。
 
また、海外では調理場の衛生環境に問題があるケースもあり、体調を崩すなど身体的な影響が出ることも考えられます。カップ麺を持参すれば、アレルギーや衛生面を気にせず食事ができます。アレルギーや衛生面が不安という方にもカップ麺の持参はおすすめです。
 

カップ麺の持参は食費の節約以外にもメリットがある

アメリカ旅行でカップ麺を持参すれば、食費は大きな節約になると考えられます。食費を浮かすことができれば、観光にお金をかけたり、ホテルをグレードアップできたりとぜいたくできるところも増えるでしょう。
 
旅行において自分がどこにお金をかけたいかよく考えたうえで、少しでも食事の費用を抑えたい方は、カップ麺の持参を検討してみてもよいかもしれません。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編) 月次 2024年11月 主要品目の都市別小売価格 統計表2 主要品目の東京都区部小売価格【2023年11月~2024年11月】 「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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