「世帯年収が450万円」のわが家。40代妻の「パート代」が「月5万円」なのですが、少ない方でしょうか?

配信日: 2024.12.19

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「世帯年収が450万円」のわが家。40代妻の「パート代」が「月5万円」なのですが、少ない方でしょうか?
世帯年収450万円で生活を送っている家庭があるかもしれません。そのような中で、妻のパート代が毎月5万円であり、この金額が平均よりも少ないかが気になる人もいるでしょう。
 
今回は世帯年収450万円が平均と比べて少ないかとあわせて、パート代の平均給与をご紹介します。そのほか、世帯年収を増やす方法についてもまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

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世帯年収450万円は平均と比べて少ない?

結論、世帯年収450万円は、平均と比べて少ないと考えられます。国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」によると、給与所得者数の平均年収は460万円とされています。世帯年収450万円の場合はこの金額を下回ってしまうため、平均よりも少ない可能性があるといえるでしょう。
 
また、妻のパート代が月5万円である場合、年収に換算すると60万円に相当します。世帯年収の450万円からこの分を差し引くと、夫の年収は390万円です。
 
給与所得者のうち、男性に限った平均年収は569万円です。この部分だけで比較すると、180万円ほど平均年収から下回っているともいえるでしょう。
 
なお、厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果確報」によると、パートタイムの平均給与は10万7607円となっていました。妻のパート代が月5万円なのであれば、平均の半額以下であることも覚えておきましょう。
 

世帯年収を増やす方法

世帯年収を増やす方法にはさまざまなものがありますが、その中でも代表的な方法は以下の通りです。

●今より条件のよい会社に転職する
●資産運用に取り組んでみる
●減らせる支出がないかを探す

上記の内容について、詳しく見ていきましょう。
 

今より条件のよい会社に転職する

現在の会社でなかなか給与が上がらないと悩んでいるなら、今よりも条件のよい会社に転職することを検討してみましょう。第一に見るべきなのは給与面ですが、休日や副業の可否などに注目すれば、収入の増加につながるかもしれません。
 
例えば休みが増えて副業がOKの会社であれば、その時間を活用して副収入を得るのに効果的でしょう。もちろん基本給やボーナスの支給額などが高くなれば、世帯年収の直接的な増加につながると考えられます。
 

資産運用に取り組んでみる

現時点で貯金に余裕がある場合は、資産運用に取り組んでみるのも選択肢となります。ただ貯金しているよりも資産をふやせる可能性があり、将来の備えとして実践している人もいるようです。
 
ただし、資産運用は必ずしも資産が殖えるものではありません。場合によっては減らしてしまうリスクもともなうため、金融商品の特徴を理解し、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。
 

減らせる支出がないかを探す

世帯年収を上げるのが難しい場合は、減らせる支出がないかを探してみるとよいかもしれません。普段の生活の中で発生する支出を少なくできれば、結果として使えるお金に余裕が生まれる可能性もあるでしょう。
 
例えばスマートフォンを大手キャリアで契約しているなら、格安SIMに変えると節約できる可能性があります。また、光熱費や食費などがどのくらいかかっているかを把握し、無駄な部分がないかを確認するのもよいかもしれません。
 

世帯年収が450万円で妻のパート代が5万円の場合、どちらも平均額を下回る結果となる

国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」によると、給与所得者の平均年収は460万円です。世帯年収が450万円の場合、平均年収を下回る結果となりました。
 
パート代についても、厚生労働省の調査では10万7607円が平均額です。そのため、毎月5万円の収入である場合、平均額を下回る結果となってしまうでしょう。
 
世帯年収の低さに悩んでいるなら、転職や資産運用などに取り組むとよいかもしれません。また、支出を見直すことで実質的な世帯年収のアップにもつながる可能性があるため、ぜひ実践してみてください。
 

出典

国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査結果について
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果確報
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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