夫は1杯1200円するラーメンを週に2回は食べに行っています。週に2回は食べ過ぎな気がするのですがラーメン好きな人はそのくらい通うものなのですか? 健康面も心配です…。

配信日: 2024.12.23

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夫は1杯1200円するラーメンを週に2回は食べに行っています。週に2回は食べ過ぎな気がするのですがラーメン好きな人はそのくらい通うものなのですか? 健康面も心配です…。
ラーメン好きな人が頻繁に食べに行くと、家族は「さすがに多すぎるのでは?」と気になる方も多いでしょう。おいしいものを楽しむことは大切ですが、健康面だけでなく、お財布への影響も考えたいところです。
 
本記事では、ラーメンを食べる頻度や健康リスク、お金の面でも賢く楽しむ方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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週2回のラーメン代はいくら? 気になる出費を計算

1杯1200円のラーメンを週2回食べに行くと、1ヶ月の出費は以下の通りです。
 
1200円 × 2回 × 4週 = 9600円
1年に換算すると、約11万5200円もの金額になります。多くの人は、意外と大きな出費と感じるでしょう。この金額があれば、家族旅行の費用や貯蓄、別の趣味にも使える可能性があります。もちろん、ラーメンは趣味や楽しみの一つですが、食費としてのバランスも考えたいところです。
 

健康面でのラーメンのリスク

ラーメンはおいしいですが、塩分や脂質が多く含まれているため、健康面への影響が心配です。
 
一般的なラーメン1杯に含まれる塩分量は6グラムといわれており、厚生労働省の「健康日本 21(第三次)」にある1日あたりの塩分摂取量について、20歳以上の男女の目標値である7グラム未満にほぼ達しています。さらに、脂質の多いこってり系ラーメンでは、カロリーが600~900キロカロリーに上ることも珍しくありません。
 
こうした食事が習慣化すると、高血圧や脂質異常症、生活習慣病(糖尿病や動脈硬化など)のリスクが高まります。週2回の頻度で続けていると、長期的には体への負担が心配です。
 

お金と健康を守りながらラーメンを楽しむ方法

お金の出費と健康のリスクを抑えつつ、ラーメンを楽しむ方法はあります。
 

1. スープを残して塩分をカット

塩分の大部分はスープに含まれています。スープを残すだけで、2分の1~3分の1程度の減塩ができます。
 

2. 野菜トッピングで栄養をプラス

野菜(ネギやもやし、キャベツなど)を追加することで、食物繊維、ビタミン、ミネラルを補給でき、栄養バランスが改善されます。スープや麺と一緒に食べることで、満腹感も得やすくなります。
 

3. 食べに行く頻度を週1回に減らす

頻度を減らすだけで、お金と健康の両方を守ることができます。例えば、週2回のラーメンを週1回に減らすと、ラーメンが1杯1200円の場合の1ヶ月の出費は4800円となり、1年で5万7600円の節約になります。浮いたお金は、家族のレジャーや将来のための貯蓄に回せます。
 

4. 家で健康的なラーメンを作る

自宅でラーメンを作ると、塩分や脂質を抑えられるだけでなく、コストも節約できます。市販のヘルシーな麺やスープを活用し、野菜や鶏肉をトッピングすれば、満足度も高まります。
 

ラーメンを楽しみつつ、お金と健康を守ろう

週2回もラーメンを食べに行くことは、ラーメン好きな方にとって珍しいことではありません。しかし、1杯1200円のラーメンを続けると、月9600円、年間11万5200円もの出費になります。加えて、塩分や脂質のとりすぎによる健康リスクも無視できません。
 
ラーメンを楽しむ頻度を週1回に減らしたり、自宅でヘルシーラーメンを作ったりすることで、お金と健康の両方を守ることができます。食べに行く人に、「せっかく食べるなら、長く楽しめるように」と伝えて、無理のない頻度や食べ方について夫婦や家族で話し合ってみてみましょう。
 

出典

文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
厚生労働省 健康日本21(第三次)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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