毎日の飲料水は「ペットボトルの水」で済ませているという友人。「水道水」を飲む場合と比べて、「1年でかかる費用」はどれだけ違いますか?

配信日: 2024.12.23

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毎日の飲料水は「ペットボトルの水」で済ませているという友人。「水道水」を飲む場合と比べて、「1年でかかる費用」はどれだけ違いますか?
飲料水は人間が生きていくうえで欠かせないものであり、毎日必要なものです。ペットボトルの水を購入して日常的に飲んでいる方も多いでしょう。しかし、水道水と比較すると割高なのは明白です。毎日飲むものだからこそ、飲料水は節約したいと考える方も多いでしょう。
 
そこで本記事では、飲料水として利用する場合における、ペットボトルの水と水道水の年間費用の違いについて解説します。
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水道水とペットボトルの水の費用

ペットボトルの水、いわゆるミネラルウォーターの価格は販売店舗によって異なります。コンビニで販売されているものはやや割高ですが、スーパーやドラッグストアなどであれば、比較的お得に購入できる可能性があります。500mlのペットボトルの場合、1本あたりの相場は100円前後です。
 
水道水の費用、つまり水道代も地域によって差があります。水道水は料理やお風呂などにも使われるため、飲料水のみでの水道代を把握している方は少ないかもしれません。水道代は500mlの場合で0.1円ほどとされているため、ペットボトルと比較すると圧倒的にお得といえるでしょう。
 
人が1日に摂取すべき水分量は、代謝や運動量などにより異なります。健康な成人であれば、体重1kgにつき約35mlが必要だといわれています。例えば、体重60kgの場合は1日に約2Lが必要となります。健康のためにも、自身の体重と1日に必要な水分量は、あらかじめ把握しておくとよいでしょう。
 
ただし、この水分量には食事から得られる水分も含まれます。そのため、本来の意味での飲水量はもう少し減る可能性があります。
 
仮に、1日に必要な2Lの水分量を全て飲料水で摂取する場合、ペットボトルの水では1日当たり約400円かかります。1年間では14万6000円です。対して、水道水の場合は1日当たり0.4円、年間でも約146円となり、価格差は明白といえます。
 

飲み物代の節約方法

極論ですが、普段の飲料水を全て水にすれば、かなりの節約になる可能性があります。その水が水道水であればなおさらです。種類にもよりますが、水と比べるとお茶は割高な傾向があります。ジュース類ともなるとそれ以上かかる場合もあるでしょう。
 
しかし、全ての飲料水を水にして生活することは、現実的に難しい可能性があります。なぜなら、水に飽きてしまい、そのうち「味のある飲み物」を求めるようになる可能性があるからです。その場合に気になるのは費用面、つまり飲み物代を安価に抑える節約方法です。
 
そこで、飲み物代の節約方法を以下にまとめました。

●茶葉やティーバッグを利用し、お茶は自作する
●外出先に水筒を持参する
●まとめて購入する
●定期便で購入する
●希釈タイプの飲み物を使う

お茶はペットボトルで購入するよりも、茶葉などから自作した方が節約になることが多いようです。自作のお茶も含め、外出時には飲み物を水筒に入れて持参すると、ペットボトルの飲み物を購入する必要がないため節約になる可能性があります。
 
ペットボトルの飲み物における、最大の利点は手軽さと種類の豊富さでしょう。自作より割高でも、手軽さなどを優先してペットボトルの飲料水を使う方は多いはずです。その場合はまとめて購入したり、定期便を利用したりすると、お得に購入できる可能性があります。
 

年間費用の違いは14万5000円以上

ペットボトルの水、つまりミネラルウォーターの価格は販売店により異なりますが、500mlの場合の相場は1本当たり100円ほどです。対して、水道水の場合は500ml当たり0.1円ほどが相場になるようです。
 
健康的な成人は体重1kgにつき、35mlの水分を1日に摂取する必要があるとされています。つまり、体重が60㎏であれば約2Lです。ただし、食事でも水分を摂取するため、いわゆる飲み水としての量はもっと少なくなる可能性があります。
 
仮に、2Lの水分をペットボトルの水で摂取するとしたら、1日当たりの費用は約400円、年間で14万6000円です。対して、水道水の場合は1日当たり0.4円、年間でも約146円となります。つまり、水道水と「ペットボトルの水」における年間費用の差は14万5000円以上といえます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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