浄水器のカートリッジは「交換時期」を過ぎて変えたらどうなる?使用頻度が低いなら長く使用しても問題ない?

配信日: 2025.01.21

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浄水器のカートリッジは「交換時期」を過ぎて変えたらどうなる?使用頻度が低いなら長く使用しても問題ない?
「浄水器のカートリッジは、交換時期を過ぎたらどうなるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。一人暮らしで浄水器の使用頻度が少ない場合は、「交換しなくても大丈夫なのでは」と考える方もいるかもしれません。
 
しかし、交換時期を過ぎると、水質が劣化するリスクもあるため注意が必要です。そこで本記事では、一人暮らしの方が浄水器のカートリッジを交換する、ベストなタイミングをご紹介します。交換にかかる費用も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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浄水器におけるカートリッジの交換時期

浄水器におけるカートリッジ交換の目安ですが、メーカーが指定している時期や水の流量を守る必要があります。カートリッジを本体に入れたままにしておくと、雑菌が発生する可能性が高いため、早めの交換がおすすめです。
 
交換のタイミングですが、浄水器から出る水の切れが悪くなったときがよいとされています。水の出や切れが悪くなるのは、フィルターに目詰まりが発生している証拠です。このような状態が現れると適切な浄水が行われないため、早めに交換する必要があります。
 
さらに浄水型ポットの場合は、週に1~2回程度、水受け部分の洗浄が推奨されています。一人暮らしでたまにしか使用しない場合も、定期的に掃除すると安心でしょう。
 

カートリッジの交換にかかる費用

浄水器のカートリッジ交換にかかる費用は、メーカーや使用頻度によって異なります。ここでは、1日10リットルの水をろ過した場合の交換時期が「1年」とされる、7700円のカートリッジの、1ヶ月当たりの費用を計算します。
 
メーカーが発表している通りに、1日10リットルの水をろ過して使用する場合、1ヶ月にかかる費用は約640円です。
 
一方、一人暮らしで1日2リットル程度しか水をろ過しない場合は、カートリッジの交換は5年に1度で済み、1ヶ月当たりの費用は約130円となります。
 
浄水型ポットのカートリッジも、メーカーによって交換時期は異なります。ここでは、150リットル使用ごとに交換が推奨されているカートリッジの例を見てみましょう。1個1070円程度のカートリッジにかかる費用を、一人暮らしの想定で計算します。
 
浄水型ポットのカートリッジで1日2リットルの水をろ過した場合は、2.5ヶ月に1度交換する必要があります。その場合にかかる費用は、1日当たり約14円です。1ヶ月に換算すると、約420円かかることになります。
 
ただし、ここでご紹介した費用や交換の時期は、あくまでも目安です。実際には、使用するカートリッジの種類や利用頻度に合わせてください。
 
また、浄水器のカートリッジは水に触れたままのため、雑菌が発生しやすい傾向にあります。雑菌の発生を防ぐためには、使用頻度にかかわらず早めに交換しましょう。
 
使用していて最初の頃よりも水の出や切れが悪くなった場合は、交換の目安となります。
 

カートリッジを長く使用する方法

浄水器のカートリッジは、正しく使用しないと寿命を縮めてしまう可能性があるため、注意しましょう。濁った状態の水をそのまま浄水器でろ過すると、カートリッジに負担がかかり、交換時期が早まる可能性もあります。
 
特に、長時間の断水があった後は濁った水が出る可能性が高いため、一度浄水器を外し水が透明になってから再度装着してください。
 
浄水ポットの場合は、水以外のものを入れないようにしましょう。浄水ポットに食品やお茶の葉などを入れて使用すると、汚れや臭い、傷がつく場合があります。
 
カートリッジの寿命や交換時期を延ばしたい方は、メーカーが公表している使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
 

浄水器のカートリッジを交換するタイミングは、使用頻度によって異なる

浄水器のカートリッジにおける交換時期は、使用頻度によって異なります。一人暮らしであまり使っていない場合は、長く利用できるかもしれません。
 
ただし、出る水の量が少なくなったり、切れが悪くなったりした場合は、目詰まりしている可能性があるため早めに交換する必要があります。
 
また、カートリッジは、長い期間水に触れたままだと雑菌が発生する可能性があります。そのため、交換時期よりも早いタイミングでの取り替えが推奨されています。きれいな水を安全に飲みたい方は、水の出方を確認して早めの交換を意識してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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