作業着を着る仕事のため、家族の服と分けて洗濯機を毎日「2回」は回す妻。節約したいなら1回でいいのではと思います…

配信日: 2025.01.22

この記事は約 3 分で読めます。
作業着を着る仕事のため、家族の服と分けて洗濯機を毎日「2回」は回す妻。節約したいなら1回でいいのではと思います…
作業着を使用する仕事をされている場合、「ほかのものと一緒に洗濯してもよいのか?」「特別な手入れ方法があるのでは?」などと悩まれることもあるかもしれません。
 
ほかの洗濯物と別に洗う場合は洗濯機を回す回数が増えるため、水道光熱費が余分にかかってもったいないと感じる人もいらっしゃるでしょう。
 
本記事では、作業着をほかの洗濯物とは別に洗った方がよいのかということについて、洗う際のポイントや洗濯機を回す回数によるコストの違いについてもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

作業着はほかのものと一緒に洗濯しない方がよい?

作業着は仕事場で作業する際に着用するものなので、常に清潔な状態にしておく必要があるでしょう。普段着用している洋服とは違う種類の汚れが付着している場合、通常通りに洗濯しても落としきれない可能性があります。
 
洗濯機に入れる前につけ置き洗いをしたり手洗いである程度の汚れを落としたりしておく必要がありますが、それでも完全に落とせるかは分かりません。そのため、家族の洋服などほかの洗濯物とは一緒に洗わない方がよいでしょう。
 
一緒に洗濯するとほかの洗濯物に作業着の汚れやにおいが移ってしまったり、摩擦によるダメージや色移りなどを起こしてしまったりするおそれがあります。また、作業着は重さがあるケースもあるので、ほかの洗濯物も一緒に洗うと洗濯機の容量を超えてしまう可能性があり、洗濯機の寿命を縮める原因になりかねません。
 
分けて洗濯することでその分手間がかかったり、洗濯にかかるコストも増えたりしますが、作業着やほかの洗濯物を長く愛用できるようにするためにも、正しい洗濯方法を確認しておきましょう。
 

洗濯を1日1回で済ませる場合と1日2回行う場合のコストの差は?

作業着をほかの洗濯物と別々に洗濯するとなると、1日に2回洗濯機を回さなければならない日も出てくるでしょう。洗濯機を回す回数が1日1回の場合と1日2回の場合のコストの差を確認してみます。
 
例えば、4人家族の1日分の洗濯物を6キログラムとし、あるメーカーの洗濯~乾燥容量6キログラムのドラム式洗濯乾燥機を利用する場合の水道使用量は約50リットル、1回当たりの水道代は約12円です(水道代単価は、東京都水道局が目安としている0.24円/リットルを使用)。
 
この洗濯機で乾燥まで行う場合の消費電力量は約600ワットアワーなので、1回当たりの電気代は約18.6円となっています(電気料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安としている31円/キロワットアワーを使用)。水道代と電気代をあわせると、1回の洗濯にかかるコストは約31円ということになります。
 
一方、作業着のみ洗うときは洗濯のみを行うとして、洗濯容量2キログラムで約35リットルの水を使用すると仮定すると、1回当たりの水道代は約8.4円です。電気代は洗濯から乾燥まで行う場合で約18.6円なので、水道代との合計金額である約27円よりも安くなると考えられます。
 
家族の服と作業着を分けず、まとめて1日1回洗濯するようにすれば、作業着の洗濯にかかる約27円をそのまま節約することが可能です。
 
その差を大きいと感じるかどうかは人それぞれですが、例えば作業着の洗濯を「3日に1回」とすると1ヶ月の差は300円以下なので、コスト面よりも作業着やほかの洗濯物を長持ちさせることを考えた方がよいかもしれません。
 

1日1回洗濯した方が節約にはなるが、作業着はほかのものと分けて洗濯した方がよい

作業着を洗濯する際、家族の服と分けて洗うために、1日2回洗濯機を回すという家庭もあるでしょう。
 
1日2回洗濯するとその分コストはかかります。例えば作業着を3日に1回程度のペースでほかのものと分けて洗濯するのであれば、1日1回まとめて洗濯する場合にかかるコストより1ヶ月当たり300円程度高くなる場合もあるでしょう。
 
しかし、作業着には普段着には付着することのない汚れが付着していることもあり、一緒に洗うと汚れやにおいが移ってしまうことも考えられます。そのため、つけ置き洗いや手洗いをしたうえで、ほかのものとは分けて洗濯した方がよいでしょう。
 

出典

東京都水道局 水道のご使用について 水の上手な使い方 くらしと水道
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 夫の家事への不安に関するアンケート ライターさん募集