節約を意識している同僚は、持参した「おにぎり」とコンビニの「サラダ」をお昼に食べています。これって節約になっているのでしょうか?

配信日: 2025.01.24

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節約を意識している同僚は、持参した「おにぎり」とコンビニの「サラダ」をお昼に食べています。これって節約になっているのでしょうか?
節約を考える場合、日々のお昼ご飯代をどうやりくりするかは悩みどころです。節約には自炊が有効ですが、毎日作るのは大変です。おにぎりを用意しコンビニでサラダを購入すれば、手間を減らせる一方本当に節約になるのか気になるかもしれません。
 
そこで今回は、おにぎりとコンビニのサラダの組み合わせが節約につながるかどうかについて紹介します。また、それ以外にも節約に役立つ方法についても紹介しますので、お昼ご飯代の節約を考えている方は参考にしてください。
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おにぎりを手作りするコスト

まずは、おにぎりを手作りするコストについて考えてみましょう。
 
総務省統計局が公表している「2023年小売物価統計調査(動向編)」によると、東京都区部のお米5キログラム入り1袋当たりの年平均価格は2323円です。
 
お茶わん1杯当たりのご飯は約150グラムとされており、炊飯前のお米に換算すると約65グラムとのことです。5キログラムのお米だとお茶わん約77杯分になります。このことからおにぎり1個を150グラムと仮定した場合に、お米の費用は約30円と考えられます。
 
1回の炊飯時に122ワットアワーの電力を消費する炊飯器の場合、電気代は約3.8円です。使用する具材のコストなどを総合すると、お茶わん1杯分のおにぎりにかかるコストは40円~50円程度と考えられます。
 

コンビニでサラダを購入する際のコスト

続いて、コンビニでサラダを購入するコストについて考えてみましょう。
 
野菜がメインのシンプルなサラダの場合、大手コンビニでの単価は200円台が多いです。これにお肉や海鮮・卵などの具材が増えると単価は上がり、300円台~400円台になります。
 
また、サラダではなくカット野菜であれば100円台で購入可能な場合が多いです。別売りのドレッシングは30円台~50円台が多く、合わせて200円前後なので200円~400円台のサラダを購入するよりもコストはおさえられる可能性があります。
 

手作りのおにぎり+コンビニのサラダは節約になっている?

まとめると、持参したおにぎりとコンビニのサラダは250円~500円程度になると考えられます。
 
一方で、コンビニ弁当やファストフード店などを利用した場合、300円~500円程度はかかります。お茶わん1杯分のおにぎりにかかるコストを50円と考えると、サラダにかかる費用を250円以内におさえられれば、節約になっているといえるでしょう。
 

サラダにかかるコストを減らす方法

コンビニでサラダを購入すると、安い商品でも200円台のコストがかかります。コストをおさえるために、次の2つの方法が効果的です。
 

・安売りしている野菜を購入して自炊をする
・カット野菜(サラダ)を購入して持参する

 
カット野菜(サラダ)は、スーパーやコンビニで100円台で販売されていることが多く、できあがりのサラダを買うよりも費用をおさえられます。コンビニのドレッシングは30~50円台で売られていますが、スーパーで安売りのものを購入したり家にある調味料で自作したりすれば、さらに節約できます。
 
いずれの方法も多少の手間がかかるため、作業負担と節約できる金額を考慮して、自分に合った方法を選びましょう。
 

おにぎり持参とコンビニサラダの組み合わせはお弁当を買ったり外食したりするよりは節約できている可能性が高い

持参するおにぎりの量や購入するサラダの種類にもよりますが、お弁当の購入や外食よりは節約につながる可能性が高いです。サラダを購入せずカット野菜などを購入し持参すればよりかかる費用はおさえられるでしょう。
 
ただし、継続することが節約の重要なポイントです。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく節約できる方法を選びましょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 小売物価統計調査(動向編) 2023年 結果表1 調査品目の月別価格及び年平均価格【都道府県庁所在市及び人口15万以上の市】 【01】「1001 うるち米」~「1090 シリアル」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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